ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

長い夏、それも疲れる夏・・・

2016年08月21日 | 政治

毎日暑くて体力・気力消耗、もうどうにかならないものかと思う。
思い切って「避暑」に出掛けたいが、それも今から企画するのも面倒。
今日など夕方からは涼しくなったし風もあってそろそろ「秋の気配」を感じる。
また3つの台風が来るなど、心配も多い。

今年の夏はオリンピックで日本選手がよく頑張っている。
しかし私はほとんどテレビで見ることもできなかった。
それは北朝鮮のミサイルやチャイナの尖閣周辺にかなりの船が来ていたこと。
毎日が不安で「日本はどうなるのだろう」と気が気ではなかった。
そんなことはマスコミではほとんど報じられず、「何事もない」ようである。
今までの外国の脅威もほとんど知らされていないのではないかと思う。
あってもほんの少しであり、全国民に訴えるような迫力はない。


尖閣沖で中国漁船が沈没 海保が乗員6人を救助 (海上保安庁提供)


上記の動画を見てこの困難な中での中国人救出に、海保の方々の命がけの任務に「頭が下がる」どころではない。
申し訳なく、命をかけて中国船に対応し、またギリシャの船とぶつかって海に放り出された中国人を救出する気高い姿に
何とも言えない気持ちだった。中国からは称賛のツイートがいっぱいあったということである。
心無いプロパガンダが日本国内国外を問わず溢れていて、日本政府は海外には何も日本の名誉を護り、流布されてきた悪意あるプロパガンダに手を打っていないのだ。


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★ マリア・カラスが歌うポンキエッリ作曲『ラ・ジョコンダ』より~ジョコンダはエンツオとラウラに「ジョコンダのことを忘れないでね」、と歌う。エンツオとラウラは感動。

~ヴェネツイアの場末の貧しい歌手ジョコンダは、身分違いだが秘かに憧れる貴族の青年エンツオ・グリマルドと母の命の恩人でエンツオの恋人の美しい貴婦人ラウラを追っ手からそっと逃す名場面。
(この場面のあと、ジョコンダは追っ手のバルナバと対峙し、自殺という悲劇。物語の原作は「レ・ミゼラブル」で有名なユゴーです。)

カラスの声は決して「美声」ではないが、その歌は詩と音楽に魂が宿りひとつひとつのフレーズが一体となって不思議な表現となる。

Maria Callas : La Gioconda Amilcare Ponchielli - A Te Questo Rosario - ClassicalExperience(イタリア語歌唱)



やっぱりこのアリア、UPしておこう。『ジョコンダ』~自殺!(下記のyoutube)
もともとは政治評論家の佐藤健司氏が私へのコメントに「日本はポンキエッリの『ジョコンダ』のように自殺か?」ということをお書きになったので
日本の自殺など冗談じゃない、しかしこのカラスの歌唱は素晴らしい。

でも本当のことを言えばヴェルディだったら(ポンキエッリの作曲の師匠)こんな風に書かなかっただろうな・・・と思う。
ヴェルディはヒロインのフィナーレにおけるアリアには神々しさまで感じさせた作曲家であった。
それに比べポンキエッリはフィナーレ近くになってどうも曲が荒いのだ。それに品格ある曲とは思えないところがある。
それを天才カラスは知りながら「低音域」を充実させながらヴェリズモ(現実主義)風に歌ったのかと思った。
ヴェルディだったら終幕は「天上的ピアニッシモ」の如く世の退廃を浄化して超越したような作風なのだが。

カラスの歌唱は独特の魅力があってポンキエッリの作品を超えるかな・・・。


Maria Callas - Suicido! - La Gioconda 1952 Studio with Sound Externalisation GREAT SOUND!

マリア・カラスは私生活では不幸な人だったと思う。男性には恵まれず失恋の連続?だったようで。
しかしなぜあんなオナシスなんかに・・・わからない。社交界に入って地道な声の調整を怠り、これで声がだめになったと思う。


コメント (2)
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クライン孝子氏、稲田大臣は「女をあげることができたのに」尖閣と靖国の超限戦

2016年08月19日 | 政治
 
【言いたい放談】稲田大臣を軸に見る、尖閣と靖国での超限戦[桜H28/8/18]

2016/08/18 に公開
中共による尖閣諸島への威力偵察や、稲田防衛大臣のジプチ視察と靖国参拝回避など、日中間で演じられた外交戦について論評していきます。(動画の解説)

走り書き(部分ですが)

クライン氏 稲田さんはこんな時に実情を見てこられたら女をあげることができたのに。

水島氏 本当は総理が尖閣を視察すべき
世界が注目するのに、ヨーロッパが喝采する。
ジプチに逃げた、バカンスに行くような格好でといわれている。

女性の議員さんには女性のコーディネーターが付いているときくが
それだけにあの服装はショックだった。
二階幹事長と駐日大使が対談、二階さんは強く抗議していない。「稲田さんには靖国に行かせないから尖閣上陸はやめてくれ」
岸田大臣が最初から言っていた。
今回の問題で女をあげるとしたら、世界が注目し中韓も驚く

クライン氏 貶めるような気持じゃなくて女性として頑張ってほしい、若い人も頑張っているのでキリットした態度でいてほしかった。
官邸からの圧力があったとしてもそれを説き伏せることができないのか

水島氏 安倍総理も一回しか行っていない、尖閣も靖国もしっかりした態度を安倍内閣は立っていない。
やるべきことをやっていないというのはビシビシ批判しなければならない。
政策を安倍内閣に変えてもらうしかないと厳しい批判をしている。

他に平成の世で陛下が靖国にご親拝されていないことなど、気がかりである。
こうして腰砕けになっていくのが心配。

★ 対談の全部は動画を全部ご覧ください。



★ 次は興味深いお話です。

岸田外相、稲田朋美に口出しするな! 百田尚樹×西村幸祐


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★ 本日はマリア・カラスの歌うプッチーニ「蝶々夫人」~ある晴れた日に



マリア・カラスは「蝶々夫人」を生涯に一度歌っただけでした。




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【杉田水脈氏】韓国議員団竹島上陸と日韓合意10億円 / 「バイデン発言」から改めて見る日本の立ち位置

2016年08月17日 | 政治

【Front Japan 桜】韓国議員団竹島上陸と日韓合意10億円 / 「バイデン発言」から改めて見る日本の立ち位置 / 二千人委員会東京本部総会・懇親会[桜H28/8/17]


動画19分から「韓国議員団竹島上陸と日韓合意10億円」のお話。(以下、走り書き)

ここまでくるのになぜ放っていたのか?
韓国の人は子供の時から反日教育を受けている。世界中が「竹島」は日本の領土と認めていたのに、韓国が強奪、4000人の日本人被害者が出たが、日本政府は韓国・北朝鮮の犯罪者を解放、そして日本に住むことを拒否できなかった。
外務省に任せているだけではいけない。与野党とも日本国民の生命の安全などを護ることはわかっているはず。
なぜ国会議員が動かないのか?

日本の教育はどうか? 学校では竹島強奪の前後も教えていない。
共産党の領土認識は「北方領土」「竹島」など持っているが、民進党などはどうか?
「竹島をあげてはどうか」「何もしないで殺されてもいい」という人もいるが、竹島強奪の時は44人亡くなっている。
では自分が死んでもいいというのか?

すぎはらゆみこ氏の絵本の紹介。(動画に絵が映っている)

「尖閣」にチャイナの民兵が乗った船がやってきた、韓国議員が竹島に上陸した、天皇陛下の「生前」譲位、など、たくさん考えるべきことがあるのに、国民の代表たる議員はどうしているのか。
スマップの解散がトップニュース。

10億円韓国に払うというが、韓国は10億円を引っ込めないということを承知で「竹島」上陸をやっているのだから。
日本はもっと毅然とするべき。

国連にも北朝鮮の影響がある団体(韓国)が影響している。それも見て行かなければならない。(以上、日韓関係の内容「走り書き」)

他に「日本国憲法」はアメリカが書いたというのをトランプ氏は知らないのか?というバイデン氏の話。


★ ところで夕方、「尖閣抗議行動」の実況放送をニコニコ実況で見た。
三宅先生が有楽町で演説をなさっているではないか。

私は三宅先生が東京に行かれたというのを知らなかった。

偶然と言えば偶然、拝見することができてラッキーだった。
三宅先生のお話は鬼気迫る演説内容だった。(しかし「尖閣」だけの話を期待していた人はよく理解できないところもあったようだ。)
私は先日、大阪で三宅先生の「歴史戦」のお話を実際に聴いていたのでよく理解できた。

宗教団体の反日実態、アメリカは日本を離さない、日米安保は評価するところもあるがこんなこともある・・・いつまでも日本のおカネを欲しい、日本を「貢ぐ女」のように思っている。・・・そして話は街頭演説の範囲を超えて広がる。

これがきちっと動画になればと願っている。
「尖閣」だけの話ではなく、世界の動乱が日本に影響するだけでなく実際にその危機が迫っていることをお話された。
内容は先日の「歴史戦」の講演をお聴きの方はよくわかる。
この時の動画はないが、お話の要点を不十分ながら記した私のエントリをご覧ください。(下記のリンクをクリック)
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/f351f3e86afbff013f04103acb4fca5b


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★ ポンキエッリ作曲「ラ・ジョコンダ」より
マリア・カラスの独特の声の音色は悲劇の女性の辛い運命と諦念、聴いていて心底震えるほど感銘を受けた。
「美しく聴かせる」だけの範囲をはるかに超えた「無常」を感じるものだった。

評論家の佐藤健司氏は以前ご自身のサイトで私のコメントに対して「日本はオペラ『ジョコンダ』のようになる、日本の自殺ということ」と仰った。(佐藤氏はこのオペラの内容ではなく、ジョコンダの有名なアリア「自殺!」の曲名を仰ったのであるが)

私は悲惨な「自殺!」のアリアを好まないので、あまり聴かない。それに歌わない。
むしろ次のごく短い一節をよく聴いている。「おお、わが母よ!」


このオペラのヒロイン、「貧しい場末の歌手」であるジョコンダは盲目の母親をこの上なく大切にし、自分が歌うことで養っている。
盲目の母親が「魔女」と不当に捕えられ、通りがかった美しい貴婦人(ラウラ)のとりなしによって母が救われたことから、ジョコンダはやがてすべてを自分で引き受ける運命となる・・・。

ジョコンダが身分違いと知りながら、秘かに恋する貴族の青年(エンツオ・グリマルド)は貴婦人ラウラを愛していて、恋敵のその美しい貴婦人は自分の母を救ってくれた命の恩人であった。ジョコンダは苦しむが母の命の恩人ラウラを護ることにした。
やがて大きな勢力に追われているエンツオとラウラを無事に逃し、自分は一切の悲劇を引き受ける。

ここでのカラスの声は、決して愛されることのがないのを知りながら、命がけの愛を歌ってあまりにも切なく、そして覚悟を持った強さと悲しみを感じる。



O madre mia, nell' isola fatale  (ここにいない母親に呼び掛けるつもりで)おお、お母さん、運命の孤島で
Frenai per te la sanguinaria brama  あなたの為に血を望む敵を制したのよ。(母を救ってくれたラウラの為に)
Di regetta rival. Or più tremendo   敵の支配、強い恐怖、

È il sacrifizio mio ... È il sacrifizio mio ... O madre mia, そしてそれは私の犠牲、私の犠牲、おお、お母さん。

Io la salvo per lui, per lui che l'ama! 私は彼の為に(ラウラを)救った、彼への愛の為に  【和訳はベッラ】
 

Maria Callas- 'O Madre Mia' (La Gioconda)(1分58秒)「おお、わが母よ!」


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【言いたい放談】天皇陛下のお言葉を、海外メディアはどう伝えたか?

2016年08月16日 | 政治

【言いたい放談】天皇陛下のお言葉を、海外メディアはどう伝えたか?[桜H28/8/11]



オリンピックもうわの空の私が考え悩んでいたこと、この動画のお話はよく理解できる。(もちろんすべてではありませんが)
下記は私の気持ちを書きました。


日本はどうなるのだろう。終戦の日も新聞に安倍総理は「反省」とは言わなかったと産経は誉めていたが、
つい最近の「安倍談話」「日韓合意」では世界中に日本が悪かった・日本軍がした強制連行のお詫びをしたと書かれていてその抗議すらしていない。
ほとんど「放置」ではないか。


そして天皇陛下の「お気持ち」がなぜ今なのか、国難に苦しむ日本になぜ今?
また新たなその時その時の「法」をつくることはマイナスこそあれ、歯止めが効かなくなるのではないか。

日本の危機に際してもっと他に急ぐべき法の作成があるはず。
日本の土地を買いあさるチャイナ、その中には水源地や国防にとって危険な場所もある。



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★ ブラームス作曲「永遠の愛」 
20世紀の名歌手、ブリギッテ・ファッスベンダーの名唱。


Von ewiger Liebe Brigitte Fassbaender Irwin Gage Brahms


・・・この歌詞を今の時期に必要な「日本」と「国民」に例えることもできる・・・
(もちろんこの曲はカップルのみなさまに。)


この曲は3つの部分から成り立っています。

  最初は暗い夜道を恋人カップルが帰るところ。不安な雰囲気。
 2つめの部分は男性が女性に不安な気持ちを打ち明けるところです。「自分のことで周囲から嘲りを受けるのだったら」と。
 3つめの部分は女性が男性に「鉄や鋼は溶かされて形を変えるけれど、私たちの愛はもっと強い。
   私たちの愛は永遠に変わらない」と励まし、高らかに歌い上げます。


このようにひとりの歌手がそれぞれの思いを歌います。ドイツ歌曲(ドイツリート)は、ひとりの歌手によってさまざまな世界が歌われます。小宇宙のようだといわれています。

ドイツリートの中でも特にドラマティックなこの曲、主に男性歌手によって歌われてきましたが、女性歌手であるファッスベンダー、アッパレです。
ディートリヒ・フイッシャー=ディースカウの名唱と並んで素晴らしい。

★ ディートリヒ・フイッシャー=ディースカウのバリトン独唱。

Dietrich Fischer-Dieskau "Von ewiger Liebe" Brahms ブラームス「永遠の愛」



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尖閣諸島問題で安倍政権が島に公務員を常駐させない理由 <櫻井よしこ氏>~納得できない!!

2016年08月14日 | 政治

★ これが「理由」でしょうか。櫻井さんは「独立した評論家」ですか?

尖閣諸島問題で安倍政権が島に公務員を常駐させない理由 <櫻井よしこ氏>
この動画のコメントです。

・日本が先に軍事行動を取るのではないよ。桜井さんの言い方はおかしい。例えば、公務員を在駐させることは自分の敷地内にあるじが入ること。海保が巡回するのはいわば、イノシシが入らないように柵を張るだけ。イノシシを撃つのは軍事行動かもしれないが、公務員在駐と注意を喚起する機雷封鎖は軍事行動ではない。そもそも領土問題は存在しないのだから、柵の内側に入れないようにするだけ。先に銃器を撃つか、撃たないか、は「先に軍事行動」といえるかもしれないが。先に軍事行動うんぬんは中国の言い分である領土問題の存在を認めることになる。

・桜井よしこさんも本音では尖閣をもうあきらめてるのだろうな。日本の世論を沈めることに貢献している。グダグダ言って歯切れが悪い。聞いていて気持ちが悪い。公務員を常駐させなくてもインターネットカメラで24時間流せばいいだけの話じゃないか?流したら都合の悪い事実が明るみに出るのが怖いのか?(以上)


★ 参議院議員になった青山繁晴氏も歯切れの悪い発言

【青山繁晴】中国船の尖閣周辺侵入「実は中国は追い込まれている」
こんなコメントがあります。

・青山さん、この後に及んでまだ中国の内情がどうのこうのと言って、政府が口先だけの対応しかしないのを弁護するんですか?尖閣諸島の領土問題は明らかに全世界が知っている事ですよ。先に上陸してきたらどうするつもりでしょう。安倍政権の尖閣に公務員常駐の公約はどうなっているんですか?知らないふりをするんですか?評論は聞き飽きました。短期、中期、長期的対応をはっきり言わないと見捨てられますよ。(以上)



★ 上記に比べ、福島さんはかなりきちっと話をされているように思えます。

http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/6392595ca0b19d0ebf6d18a8d158bc86


★ 日本の政治は国民を納得させることができないと思います。
背後でかなり大きな力が動いているように思えるのです。
それに必死に立ち向かう覚悟が見えない、悪い方向に向かっているような気がしてなりません。




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★マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」から (前奏曲に続き、20世紀を代表する名歌手フランコ・コレッリの歌唱)
指揮は天才レナード・バーンスタイン。
これは凄い、約8分壮絶な演奏です。

Franco Corelli - "O Lola ch'hai di latti la cammisa" (Leonard Bernstein)


「カヴァレリア・ルスティカーナ(田舎の騎士道)」は小説「永遠のゼロ」のフィナーレを書く時に百田氏が聴きながら涙したということです。

作曲家マスカーニは愛国者で戦後かなり誹謗中傷され、全財産を没収、フランス軍が占領していたローマのプラザホテルで亡くなりました。しかしマスカーニの音楽を愛する群衆が押しかけ、フランス軍は彼らを追い出すのに大変だったとききます。
現在はマスカーニの名誉回復がされています。



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