ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ブロバイダのサーバ事故でブログが書けなかったこと、その他。

2017年07月05日 | 政治

2日間、ブログを書けなかったし、他のサイトも見ることができなかったのです。
気になっていたのですが、やっともとに戻りました。下記はブロバイダから来たメールの内容です。

この度は弊社インターネットサービスにおいて、不特定多数のアクセス増加による
サーバ高負荷が発生したことが原因となり、インターネットサービスが不安定な状況が
発生しておりました。お客さまにはご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び
申し上げます。


昨日は大学名誉教授で独文学者の先生にドイツ語のレッスンを受けに行って来ました。

「あなたはどの程度ドイツ語ができますか?」と仰るので「私からはどの程度といえないので、初歩からきちっと学習したいと思っています。レヴェルは私の状況を先生が判断して下さい」とお答えしました。

しばらく先生はヨーロッパの言語についてお話され、言語から推察する歴史についてかなり詳しく語られました。
民族と歴史、そして標準語と方言について、「やはり学者だなあ」って思いました。
民族大移動のところで私と意気投合、ただ私の「歴史好き」はヴェルディのオペラから始まっただけのことで・・・。

「ヨーロッパの言語は東西でなくて南北で考えるのですよ」と先生はすっかり夢中でお話になっている。

「チャイナ語も南北ですよね」と思わず言ってしまった・・・これは石井望先生が仰っていたのを覚えていた。

すると先生は「アジアはヨーロッパよりもっと面白いですよ。それぞれ独自の言語ですから。
ところで英語はどこの国が使っていますか?
なぜ英語が広まったかご存知ですか? それは植民地に英語が同化しやすいからです。
アメリカ・オーストラリア・フィリピンなど、どのような歴史を持っていますか?」

話は拡がってラテン語・スラブ系言語・北欧系言語(といってもフインランドだけは他の北欧とは違うし、スペインのバスクの言葉もスペイン語とは違う・・・わあ、こんなお話大好き!!
「私、フラグスタートのソプラノで北欧の歌曲聴いていてドイツ語と似ていると思っていたのですよ」って私も夢中で話をしたが、音楽の話はそれ以上取り上げられなかった。
先生はますますご自身で話にはまっていかれ、古いドイツ製の辞書と文法書を出してきてページをめくりながら説明をされた。
「その辞書、読めません」・・・だって古い字だもの。

そして「あなたはドイツ語ができるから2日後までにこれを読んできなさい」と何を血迷ったのか独文4ページのコピーを下さったのです。(何が「ドイツ語ができる」んだ!!出来たら習いにこないよ・・・)

帰宅してからそのプリントも開けずにパソコンが直っていることを確認、
家事をこなしてから予約録画していたテレビを見て知らない間にフロアに眠ってしまいました。
私は文学部でもない、あれほど避けていたヴァーグナーを再び歌うため、これは先生には申し上げませんでしたが。
先生は私のことをご存知だったようです。私が歌っていたことなど。

ただ、先生は「語学屋」ではなくて、「文化そのもの」から教えてくださる。それがとても嬉しい。

ところで私はドイツには行ったことがありません。
ドイツオペラやリート(芸術歌曲)はバイエルンの言葉とは察していましたし、ドイツの料理もあまり好きではありません。
先生は古いドイツ文字も覚えなさいと仰っていたのですが、そこまで深入りする余裕はありません。

そういえば昔、明治生まれの声楽家にレッスンを受けたことがあって、「あなた、昔の文字を読めないの?」なんていわれたことを思い出します。
戦前はあのお菓子の飾り文字のようなドイツ文字だったのですね。
ヒトラーがそれを現在の文字に統一したときいたことがありますが・・・詳しくは知りません。





都議会のこと、世界情勢のこと・・・都議会議員選挙のことは書きにくいのですが、次回にでも少しずつでも書いていきます。


ブログのティールーム



トスカニーニがヴァーグナーを指揮する時は、ヘレン・トローベルを抜擢した。
フルトヴェングラーがフラグスタートを信頼して組んだように。

この演奏はロジンスキーが指揮している。

トローベルが歌うヴァーグナー「ローエングリン」~エルザの夢

HELEN TRAUBEL " Einsam in trüben Tagen" Lohengrin


・・・上記のバラは名ソプラノの「ヘレン・トローベル」という名前が付けられています。
「心が癒される色のバラ」といわれています。

コメント
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