ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

フリー動画 【水間条項国益最前線】第124回第一部・週刊新潮のトンデモ記事

2019年04月22日 | 政治

皇室をつぶすための大掛かりな組織がネットや週刊誌などにかなりあるのではないかと思う。特に秋篠宮殿下ご夫妻に無礼千万な言葉が飛び交っていて、気になっていました。

また、菅官房長官らは女性宮家を認めるというニュースもあるし、何が動いているのでしょうか。

頻繁に出てくる「愛子天皇待望論」、悠仁親王殿下貶めなど、悪質なyoutubeがかなり出回っています。(ここにはUPしませんが)

 

フリー動画 【水間条項国益最前線】第124回第一部・週刊新潮のトンデモ記事

水間さんも心配されています。動画をご覧になればよくわかります。

(どっと数が増えた秋篠宮殿下ご夫妻に対する貶め報道やネットの英文入りの動画、ヤフーコメントなど、皇室に対する今までにない激しい扱いに何があるのか心配です)

 

ところでチャンネル桜の水島聡氏・・・この冬から水島氏の安倍さんに対する考えが変わり、冬の寒空にも11回における「移民法」「アイヌ新法」「消費税」などの安倍政権の、あるいは安倍政権を牛耳る菅・二階などの勢力のやり方に対して、70歳になるのに堂々とデモを引率されていましたが、また今回の秋篠宮殿下ご夫妻に対するひどい報道も強く批判している。これは必見です!!

【直言極言】真の言論の自由の為に~反日言論テロ雑誌「週刊文春」を叩き潰す![桜H31/4/19]

 

大阪の維新、私は選挙区ではないのですが、そっと応援していました。

「アイヌ新法」も反対したのは「維新」と中山恭子先生です。

自民党では「大活躍?」の青山繁晴氏や和田政宗氏も、「棄権」どころか「賛成」でした。

安倍政権が、維新の勝利後、自分の党(大阪自民を含める)の自浄作用なしに、維新に歩み寄る「事大主義」には納得できません。

 

選挙のことは次回に書きたいと思います。

 

ブログのティールーム

本日はジュリエット・グレコが歌うシャンソン「パリの空の下」をお聴きください。

歌はジュリエット・グレコです。あの「ノートルダム」も歌詞の中に出てきます。

【フランス語】パリの空の下 (Sous le ciel de Paris) (日本語字幕)

 

 

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松林薫氏の記事から、「自己責任論」について。【討論】日本に本当の国家主権はあるのか?

2019年04月20日 | 政治

メールマガジンで読んだ記事だが、松林氏の記事を一部だけ転載。実は私は「税金で食べているくせに」という表現にあまり上質なものを感じなかったが、中には「その通りだ」と思うものまであり、一律に否定や肯定はできないと思っている。それを松林氏はわかりやすく書かれた。

【松林薫】自己責任論はどこから来たのか?

本来、自主独立の精神とは「支配されない」「従属しない」という気概です。もし自分を支配しようとする者があれば、闘わなければなりません。自分が非力な場合、その方法には面従腹背やサボタージュ、他者との連帯も含まれます。そうした精神を尊ぶのなら、誰かを支配したり、従属させたりする勢力には手を取り合って抵抗すべきでしょう。

しかし、自己責任論を振りかざして他人を批判する人の多くは、そうした支配・従属関係に鈍感です。生活保護の受給者に「国から金をもらっているのだから自由が制限されて当然だ」という態度をとるなら、自主独立の精神を尊重しているとは言えないはずです。そもそもセーフティーネットの多くは、不公正な支配・非支配関係を生まないために作られました。生活保護や健康保険の仕組みがなければ、生活に行き詰まった人は誰かに隷属するしかなくなるからです。近代国家自体も、理想的には個人の自由と独立を保障する仕組みです。

平成を通じて続いた新自由主義的な改革は、国家による「過保護」への反省から始まりました。その意味では明治の近代化を支えた「自主独立の精神」を取り戻そうとする試みだったのかもしれません。しかし、国家の役割を軍事などに限定する「小さな政府」へと舵を切った結果、皮肉にも真の自主独立精神は失われ、支配や従属を当然のものとして受け入れる風潮を生んでしまったように見えます。沖縄の基地問題への冷淡な態度や、米国への追従を当然とみなす風潮も、根っこには歪んだ自己責任論があるのではないでしょうか

松林薫(ジャーナリスト・社会情報大学院大学客員教授) 

 

全文は・・・ https://the-criterion.jp/mail-magazine/m20190420/

 

この文については、もしかしたら都合の良い面から都合よく読めてしまうのではないか、ということがあって、全面的に賛成はしにくいのですが・・・例えば「沖縄の基地問題への冷淡な態度や、米国への追従を当然とみなす風潮も、根っこには歪んだ自己責任論があるのではないでしょうか。」というところ、この松林氏の文の受け取り方は、各派から都合よく解釈されそうなので・・・

 

しかし、なるほどと思えるところなど、茶色のカラーの字にしています。

時々、「税金で食べているのだから」という言葉がネットで飛び交いますが、時と事情によりますし、誰でもそういう場面に遭遇せざるを得ない場合もあるでしょう。病気とか事故とか・・・これも、情け容赦ない言葉でまるで餌をもらっているような見下し方をネットで読むこともあり、その一方で実は働けるのに、社会保障でぬくぬくと生きているずるい人たちのことも浮かぶわけです。気になる文としてご紹介しました。

 

次はやはり気になる「討論」です。長いので時間を区切ってご覧になってください。
(本日は地方選の後半の選挙があるところもありますし、それも気になりますが)

本当に敗戦のあと、「本当の独立国ではない」というその思いを強く感じることばかり多いこの頃です。

 

【討論】日本に本当の国家主権はあるのか?[桜H31/4/20]

 

パネリスト:  
加瀬英明(外交評論家)  
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)  
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)  
西岡力(「救う会」全国協議会会長・モラロジー研究所歴史研究室室長)  
浜崎洋介(文芸批評家)   馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)  
室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
司会:水島総

毎日、日本の現状を思うと心痛めています。

 

ブログのティールーム

 

本日は今は亡きロシアの名バリトン、ホロストフスキーが歌う「鶴」です。

・・・ 戦死された兵士たちは空の鶴となって飛ぶ、という歌詞。 「戦さに命捨てても死んではいないあなたは、きっといる、きっと」と美しい歌は客席を泣かせた。  ああ、日本は・・・

Журавли Дмитрий Хворостовский

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遂にアイヌ新法成立・・・日本の崩壊につながる、石井望長崎純心大学准教授「沖縄は先住民族というのならイタリアやドイツなどの旧公国を欧州ははどう考えるのか?」

2019年04月20日 | 政治

日本崩壊に歯止めがかからない。「アイヌ新法」が成立してしまった。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6320909

 

この法案に反対したまともな議員は誰か

・・・もちろん国会で「アイヌ新法」について厳しく指摘した維新の丸山穂高議員以外に誰がいるか知りたいものだ。

自民党はどうだったのかも知りたい。まさか「移民法」の時のように「全員賛成」じゃないでしょうね。

 

 

日本の知性 、この発想!!

石井望先生、3月30日の沖縄でもはっきり仰っています。これで外国勢力を論破できます!! 

( ただ「政府」が・・・)

 

【沖縄の声】「絶対にヤバイ!国連先住民族勧告」-全沖縄国連先住民族勧告撤回大会- 主催:日本沖縄政策研究フォーラム[桜H31/4/3]・・・51分より石井先生のお話です。最高に愉快!!

 

『今後の尖閣諸島問題を考える(その2)(前半)』THE・REAL・OKINAWA AJER2019.4.15(5)

真ん中のお面をつけている人は孫向文氏、理由があって、お面を着用、お察しください。

 

 賢人石井望先生、「沖縄が先住民族というのでは、イタリアの都市国家や旧王国のシチリア・パルマ・トスカーナの旧公国は「イタリアの先住民族」というのか?ドイツのバイエルン公国なども同じだ、と軽く論破。

動画のコメントにこのようなご意見がありました。

イタリアのパルマ公国やトスカーナ公国、ドイツのバイエルン公国が先住民族ではないのと同じく、日本の琉球王国も先住民族ではない。

イタリアやドイツとほぼ同時期に、日本は近代統一国家となった。 …石井先生の解説は説得力があります。

堂々と国連で主張して、『琉球王国=先住民族』という贋説を覆して下さい。

 

 

 

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 本日は短い部分だけですがラフマニノフ作曲「パガニーニの主題によるラプソディー」を。

ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 - 第18変奏

 

 

 

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クリス三宅氏、素晴らしい文です。いよいよ「最後の国士」立ち上がる!!

2019年04月18日 | 政治

率直で飾らぬ国士、感動的な文です!!

クリス三宅氏「もうひと踏ん張りしてから、国民運動に真剣に向き合うつもりだ」

やっと今度の引っ越し先の賃貸契約を済ませた。 それにしてもゴールデンウィーク前の今の時期に引っ越すとは。

20日から入れるのだが、選挙の関係でボックスカーが人気で、24日まで確保できないそうだ。それまでは今の仮住まいで過ごす。

昨日は立川のIKEAを含め、6店ほどの家具屋さん、今日もニトリを含め、3店回って、12点ほどの家具を買った。最近、大掛かりな断捨離をアメリカでやったばかりで、捨てることには慣れたが、こういった買物は久しぶりでヘトヘトに疲れた。まだまだ買い揃える物があるが、まあ、ゆっくりやろうと思う。何しろ、気に入った家具があっても商品確保まで時間がかかったり、在庫の関係で配送のスケジュールを組むので、何週間も待たされるのはNGである。その都度、瞬時に違う商品を選ぶことにした。

明日はAP PLE STOREに行ってI-Mac(デスクトップ)を買いに行く予定だ。旅行から戻ってもバタバタと忙しく、体育館で運動をする時間もない。

24日は一人でのんびり引っ越しをする。何人かが手伝いましょうかと言ってくれたことには感謝する。

だが、私はほとんど一人でやる習慣が身についている。次回は家具や大型家電もあるのでヘルパーが必要かもしれない。

以前は洗濯機から冷蔵庫まで知恵を絞って一人で運んでいたが、体力的にしんどくなったのは事実である。

だが、引っ越して生活環境を変えることを今から楽しみにしている。

今後、SNSで伝えられないことは、本を書きまくって伝えていこうと思う。

そして、今後は勉強会や議論の場、そして、国民運動を展開するべく組織づくりも真剣に考えていこうと思う。

それだけ日本の保守系団体や組織には頼れそうもない状況だからだ。

彼らは領土問題、中国人の土地買占め問題、歴史問題などに正面から向き合おうとしなくなった。

自民党の支援団体に成り下がることが国民運動ではない。

次世代の日本を真剣に考え、日本の国柄を守りたいのなら、日本にはそんなに時間が残っていないと自覚するべきなのだ。

 

 私はクリス三宅氏のこの文に感動した。このように決意と覚悟のある人が今の日本にどれほどいるだろうか。

そして、次のような文を書いた。

クリス三宅氏、日本の精神を持ち続け、さらにその強靭さは目を見張るばかりであり、多くの人々の心を打つのは、祖国「日本」への熱い心、その勇気と覚悟、決意は大きな感動を与え、それが人々の愛国心を目覚めさせるためである。

このように日本のことを考え、困難にも堂々と立ち上がる決意に、私たちも呼応すべきなのだ!!

★★ 「私たちも呼応すべきなのだ!!」と書いたが、とりあえず今は私たちにできることを一つ一つ実施していくことが大切で、たとえば著作を読んだり、ブログなどSNSでクリス氏のお話を拡散したり、などなど。youtubeの活用もある。クリス氏は「国民運動」のリーダーであり正しい方向を示し、一般国民に問題点などを明らかにしながら政府をしっかりさせる為の原動力となると思う。・・・取り合えず今すぐにでも誰でもが出来ることは、著作やブログ・ツイッターなどを読み、拡散から始まるだろう。(私の個人的な見解だが)

 

クリス三宅氏・・・ツイッター https://twitter.com/ryouansensei

 

          ブログ   http://nipponeseclub.blog70.fc2.com/

 

 ぜひ著書もお読みいただきたいと思います。

 

 

内容紹介

現代日本に喝! これはヘイトスピーチか、正論か! ? アメリカで闘い続けたサムライ、クリス三宅が語る、 世界で起きていた日本を取り囲む〝反日活動〟の実態!
なぜアメリカで慰安婦像が建てられたのか? 韓国系と闘い続けた日系人から、危機感なき日本へ!

〈目次〉
第一章 アメリカは日本とは大違い! 移民船でいざロサンゼルスへ 黒人暴動を経験した私が日本に警告する! ヒッチハイクから学んだあの頃 運転免許を取得、青春第2ステージへ 私の言論活動が始まった!

第二章 やはり韓国との関係改善は無理だ! リトル東京では韓国系が増えている LAのコリアン・コミュニティー 日系社会に入り込む、中国・韓国系 「キム・ヨナ」がロサンゼルスの名誉市民に? 慰安婦像設置を左右するもの 信用を失った韓国は、どこに向かうのか? 二○一五年の日韓合意は何だったのか?

第三章 警告! 中国と移民に気を付けろ! 日本の国土が中国人に荒らされる アメリカに押し寄せる中国人たちの正体 世界中から追い込まれ、中国が暴発する日は近い? 外からは見えにくい、NHKの立場 五島列島に漂う侵略の不安 今こそ自分に活を入れて日本を守れ! 移民政策の見切り発車を許すな! なぜ移民の受け入れを急ぐのか?

第四章 喝! 日本よ、このままで大丈夫か? このままでは日本は乱れた多民族国家となる! 事なかれ主義と対応の遅さが国益を損ねた 大阪の在日・韓国人文化は予想以上に根付いている 韓国との姉妹都市、38の自治体の罪 外務省は韓国に毅然と対応すべし! 参政権問題、思うところを語ってみると 政治家が理解していない、菊のパスポートの重み 「人権問題」の看板に隠れた分断工作

第五章 日本人が知っておきたい目からウロコの情報 日本人と日系人の偉人たち 反日、反米、在日…。分断工作に加担する平和ボケ 日本の戦前の統治政策を再検証せよ! 日本には世界に誇る老舗企業が3万社以上ある 日本人よ、先人に感謝して未来を語ろう 日本文化の韓国起源説のウソ 日系移民の理想郷「ターミナル・アイランド」 アメリカ人は60年代から退化している LAの日本人を支えてくれる台湾人 あの日、農場は没収され強制収容所に追いやられた 勘違いばかりがはびこる世の中 オーストラリアとアメリカでの、ロビー活動の違い

第六章 フェイスブックのフェイクニュースと言論統制 フェイスブックの判断基準はアンフェアだ

第七章 これからの日本人へのメッセージ 一人ひとりが「素晴らしい日本人」に 日本人は自然体で堂々とあれ 先人が築いてくれた祖国・日本を大切にしよう! 子供にはお金と家族のありがたさ、尊さを教えよう ただ守るだけでなく、攻勢に出る時だ! 怪しい外国人の入国を防ぐアイデア SNSへの投稿は、まず冷静な分析から 戦後日本の現在、過去、未来! 驕ることなく優秀な先人たちの精神を引き継ごう 現状を正しく知り、あるべき将来の姿を描こう

内容(「BOOK」データベースより)

 

出版社: 青林堂 1512円

 

 この日のブログの人気記事 ベスト5・・・クリックで記事がご覧になれます。

 

  1、マレーシアのマハティール首相、チャイナに勝利!...

  2、クリス三宅氏、素晴らしい文です。いよいよ「最後...

   3、石井望長崎純心大学准教授、「元号」について詳し...

   4、いったい何がすすめられようとしているのか、石井...

   5、これからのEUの行く末・・・国際政治学者倉西雅子...

 

ブログのティールーム 

 

本日は、20世紀イタリア最高のテノーレ、フランコ・コレッリが歌う「帰れソレントへ」・・・をお聴きください。

FRANCO CORELLI ''TORNA A SURRIENTO''

 

 

 

 

 

 

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マレーシアのマハティール首相、チャイナに勝利!! 稲田元防衛大臣の話に「やっぱり」と思う、この人だけではないが・・・

2019年04月18日 | 政治

中国に「勝った」マレーシア首相、債務のわな逃れる  (Japan Forbes) 

マレーシアは中国との取引にあたり、あえてスリランカやパキスタン、フィリピンが取らなかった行動を取った。

中国政府を交渉テーブルに引き戻し、同国がマレーシアで進めてきたプロジェクトのコスト削減を実現したのだ。
中国は先ごろ、同国が投資し、同国の業者が工事を請け負うマレーシア東海岸鉄道(ECRL)の建設費用を3割以上減額することに合意した。

これは、マレーシアのマハティール・モハマド首相にとって大きな勝利だ。
マハティール首相は昨年行われた選挙で、中国の投資によって進められている国内の事業が自国より中国の利益になっていると主張。再交渉することを公約に掲げていた。

中国の「計画」と苦しむ各国

ECRL建設計画は、中国がグローバル化の新たな章を書き加え、自国にとって地政学的に重要な政策を推進するため、世界各地で進めている何十件ものインフラ整備事業の一つだ。
公共政策コンサルタント英アクセス・パートナーシップの国際公共政策担当マネージャーは、中国には政治的・軍事的な野心があるとして、次のように述べている。
「中国の習近平国家主席は、東南アジアからアフリカまでを結ぶ広域経済圏構想“一帯一路”を通じて各国に自国の力を示すことにより、“中国の偉大な再生”を実現しようとしている」
「こうした中国の政治的・経済的な努力と南シナ海やアフリカ大陸における軍事力の増強は、いずれも世界の安全保障上、米国にとってますます大きな課題になっている」
中国が各国で請け負うインフラ事業の多くで抱える問題は、採算が合わないことだ。中国がコストを膨れ上がらせ、各国に多額の債務を負わせているためだ。この問題は、特にスリランカを苦しめている。
米誌「カレント・ヒストリー」4月号に掲載された記事の中で筆者らは、「中国が手掛けたいくつかのインフラ事業は、スリランカに恩恵をもたらした。だが、その他は同国を債務のわなに陥れた白い象(使い道がないのに維持費が高くつく無用の長物)だ」と指摘する。
それらには、深海港であるハンバントタ港やコロンボ・ポートシティ、マッタラ・ラジャパクサ国際空港などの建設プロジェクトが含まれる。
「法外な費用で進められたプロジェクトにより、スリランカは80億ドル(約8950億円、国の債務総額のおよそ10%に相当)という借金を抱えることになった。この金額は、スリランカが日本とインドに対して負っている債務の総額に近い。中国からの借り入れがほとんど収入をもたらさない疑わしいプロジェクトに使われたことに、多くの人がいら立っている」
「こうした状況は、中国が戦略的に重要な位置にある各国(ジブチやモルディブなどを含む)を債務のわなに陥れ、主要なインフラ施設を支配しているとの批判の声を高まらせてきた」
マハティール首相が避けようとしてきたのが、この債務のわなだ。首相は昨年8月にECRLプロジェクトの中止を発表。中国を交渉のテーブルに引き戻し、そして勝利した。
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領とパキスタンのイムラン・カーン首相が大胆にもマハティールと同じ行動を取り、スリランカと同じ運命をたどることから自国を救おうとすることはあるだろうか?──それは、まだ分からない。(編集=木内涼子) https://forbesjapan.com/articles/detail/26736

 

★ マハティールは素晴らしい、うらやましい…今は亡き父が昔「マレーシアにはマハティールというすごい政治家がいる」と言っていた。そしてそれから長い年月が過ぎ、彼は今93歳である。この頭の良さ・的確な判断、マレーシアを守り抜こうとする強い精神、賞賛に次ぐ賞賛である。

これに比して日本は・・・私は稲田朋美元防衛大臣のyoutubeを見た。

  

『新しい保守とは?』稲田朋美 AJER2019.4.18(5)

稲田氏だけではない。自民党はもはや保守ではない。何でもありだ。

「自分と思考の違う考えも聞く、自分は完璧ではない、社会のマイノリティーの人たちの考えもしっかり考えることができているか。LGB-T,外国人労働問題、他者の生き方、人権をしっかり守る」と言っている。

それは大いに結構だ。ただし、根本である日本国民のことをしっかり考えているのだろうか・・・

話の途中で「あ~」とか「お~」などオジサンのようなものの言い方にも変な慣れを感じる。この人には政治家としての能力はどれ程あるのだろうか。(言っておくがこの人だけではない。多くの議員についていろいろ心配だ。)勇気をもって国家国民を第一に考えていれば、おかしな政策の数々に賛同することはないだろう。

 稲田元防衛大臣(櫻組?)

 
ブログのティールーム

本日は懐かしいバリトン歌手、ホロストフスキーが歌う「エレジー(悲歌)」をお聴きください。

Dmitri Hvorostovsky - Elegy

 

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