ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

石井望長崎純心大学准教授、「元号」について詳しい解説を美しい文で書かれました。

2019年04月14日 | 政治

尖閣大航海時代(八重山日報より)

四字成語「令特和声」漢字正統は黄河で消滅

前回の「時令」とは、季節を司る天の命令に、政治家が謙虚に従う趣旨です。

一方、令の「良い・美しい」字義はもともと「霊」の借用だと、漢籍の名著『説文解字注』が説いています。

霊験あらたかな、霊妙な、つまり神秘的なまでに素晴らしい意味で、令室(奥様)令夫人(奥様)令嬢(お嬢様)などがこれです。

そもそも誤解は、御璽の改元の政令は出典を定めたわけではなく、出典は談話に過ぎません

五月改元に初春の令月とは季節はずれで、しかも元旦でもなく陰暦一月十三日の宴であり、新天皇ご生誕の陽暦2月23日にも該当せず、要するに出典失格です。

我々はパヨクの出典に構わず、形容詞「令〇和〇」に音読みの漢字名刺をあてはめて四字成語を作りましょう。

「令政和治」良い政治、「令風和月」良い景色、「令色和貌」良い姿、「令音和声」良い音など。

訓読みは不可です。

 前回の藤原冬嗣・空海の同時代、唐国では藩鎮節度使が割拠し、その中で田弘正(でんこうせい)という魏博(山東省北部)の節度使が稀な忠義を皇帝に尽くしたので、その徳政を褒めたたえるよう、文名高き元稹(げんじん)が命ぜられました。元稹白楽天とともに平安貴族に馴染みの詩人です。彼は唯々諾々と従うだけでなく、基準を立てた上で田弘正を讃えました。

 その文は「徳の至れる者に二あり。政の大なる者に三あり。・・・謙は和政となす。・・・注は令徳となす。」と述べます。

令徳や和政などの基準を立てて田弘正を評し、間接的に皇帝にも令徳和政を進言したもので、古くは『左伝』などの古語にもとづきます。

日本漢文、浙江漢文、福建漢文、それぞれの自尊心です。

元稹・白楽天の出身地黄河流域は、唐まで文人を輩出しましたが、宋以降は衰微し、次第に文人ゼロに近づきます。

黄河文明はほぼ滅び、東と南の蘇州人、日本人、カントン人、福建人、ベトナム人らが漢文文明を支えたのです。

古典チャイナは消えました。(以上)

 石井望長崎純心大学准教授のブログです。 http://senkaku.blog.jp/reiwa_genjin.html?fbclid=IwAR1ikJyC_3JWpwaaHMMVKqagg0DyyqkVaUF637hfE_akcX0SZrKWlLQFVJ8

この記事もお読みください。 http://senkaku.blog.jp/reiwa_shutten.html  

 
令和の出典を初春(一月)の中旬の宴とするのは季節はづれ。
出典を指定した人はパヨク(左翼)だと噂されてゐます。
正しい出典は「順時令、陰陽和」。
(時令=季節にしたがへば陰陽が和する)

天子の政治は、謙虚に天の時令に從ふといふ、

最も我が皇道にふさはしい言葉でせう。
チャイナで滅んだ古い陰陽道の政治です。
平安初期の空海の時代、藤原北家中興の祖とされる
藤原冬嗣(ふじはらのふゆつぐ)といふ右大臣(太政官)
がこれを公布しました。日本の陰陽道は空海の密教と合流し、
後のチャイナの風水とは別物です。(上記のリンクにある石井先生のなさった説明です)

 日本が誇る漢学者石井望長崎純心大学准教授のお話が「八重山日報」に載りましたので、新聞の写真だけでは読みにくいと思い、書きだしてみました。

一見、難解であっても、仰っていることは極めて明快であり、ここに出てくる登場人物に興味を持ちました。歴女のハシクレである私ですが、石井先生の文に出てくる白楽天と元稹の友情を知りました。

白楽天(白居易)は、親友の元稹を讃えて「贈元稹」という漢詩を書いて居るのです。天才肌の白楽天と努力家の元稹は生涯にわたる友情を持ち続けたそうです。田弘正についてはよくわかりませんでした。

でも調べていたらとても楽しい!!

★ マスコミでは左派の東大教授が新しい元号について、なぜか弁明?の報道が昨日14日の報道がありました。https://www.sankei.com/life/news/190414/lif1904140035-n1.html

 

 久しぶりにテレビのニュースを見ました、なんと河野外務大臣がチャイナと「若い人たちの交流」を広めようと言っているではありませんか。チャイナの現状をご存知で言っていられるのでしょうか。

大人でも写真を撮ろうとカメラを向けると、引っ張っていかれるのです。これは習近平政権になって、よりひどくなったとききます。

イザとなったら日本政府はこれらの日本人が拘束されても取り返せるのでしょうか。

「移民法」やその他、世界の動きに逆行している日本政府に何が陰で動いているのか、なぜ国民に冷淡で無責任なのか、誠意がないのか、とても信用などできません。

 

 ブログのティールーム

本日は名ソプラノ、アプリーレ・ミッロが歌うスカルラッティ「既に太陽はガンジスより」をお聴きください。

石井先生のお話で「大インド、小チャイナ」で思いました。

Aprile Millo. Gia il sole dal Gange. A. Scarlatti.

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クリス三宅氏をお迎えして、他に【討論】多文化共生はありうるか? (慎重派と推進派に分かれての討議)

2019年04月14日 | 政治

クリス三宅氏が関西に来られるというので、2日目に私が畏れ多くもご案内した。

クリス氏のファンのご友人と一緒だったが、ちょっと私がしゃべりすぎてかえってお疲れになったと思う。(今頃反省しても遅いが)

クリス三宅氏のことは私のブログでも何度かご紹介しているが、大変人柄が良くて人を惹きつける独特の魅力がある。

多分、どこに行かれても好意をもって受けいられる人間的な幅をお持ちだと察する。

本当はゆっくりとくつろいでいただきたかったのだが、私の至らなさでかえってお疲れになったのではないかと猛反省している。

いつもアメリカから日本のことを心から心配され、その言葉は純粋で強く誠心誠意、一切曇りはない。

これだけ日本のことを親身になって心配し問題提起してくださって感謝でいっぱいで、こちらの力不足を申し訳なく思う。

氏の発言は率直で虚飾が一切ない。

私はクリス三宅氏を信頼していて日本国民への警告に心が引き締まり、尊敬もしている。

なのに私ごときがベラベラ勝手にしゃべって本当に申し訳ないと反省ばかりだ。

神戸の港のほうをご覧になって「子供の時にここからアメリカに行った」と言われたとき、私はクリス氏の本を読んでいたので、ジーンとしたが黙っていた。(私はジーンとした時はほとんど黙っている)

ここで言葉では表すことのできない日本を離れる際の少年時代のクリス氏の思いを察した。

また、クリス三宅氏と「義兄弟(三宅という名が同じということだけだが)」の三宅博先生のことを、バカみたいにたくさんしゃべってしまった。せっかくのお客様なのに申し訳なく大反省をしている。

今はそれを思い出すと恥ずかしくて消え入りたい思いだ。

がキレイだった。

クリス三宅氏・・・ツイッター https://twitter.com/ryouansensei

          ブログ   http://nipponeseclub.blog70.fc2.com/

 ぜひ著書もお読みいただきたいと思います。

 

【討論】多文化共生はありうるか?[桜H31/4/13]


パネリスト:

 <慎重派>  小野寺まさる(チャンネル桜北海道キャスター・元北海道議会議員)

川口マーン惠美(作家)

三浦小太郎(評論家)  

山岡鉄秀(公益財団法人モラロジー研究所研究員・Australia-Japan Community Network Inc.代表)最近、この人に対する評価が変わった・・・


<推進派>  寺脇研(映画評論家・京都造形芸術大学教授・元文部官僚)

西田亮介(社会学者・東京工業大学准教授)  

松浦大悟(元参議院議員)  

善元幸夫(目白大学非常勤講師・元日本語国際学級教員)


司会:水島総

 

 毎日重いニュースで参っているので、なかなか聴く余裕がなかった。しかし聴かねばばなるまい。

松浦氏はLGB-Tの時のお方だ、やっぱり・・・などと・・・。

あの時は山本優美子さんがただ一人毅然とした意見を言われていた。

ところで「慎重派」の方々、大丈夫ですか~・・・小野寺さんは、はっきり仰るとは思うのだけど。

「慎重派」私のカンではあと弱いなあ・・・って思う。(なぜかは今は書かない)

 

★★ 今日から新しいパソコンを使っている。昨日やっとセットアップも終わった。サクサク動いてスッキリした気分である。

 

ブログのティールーム

本日はプッチーニのオペラから「トゥーランドット」~誰も眠ってはならぬ

プッチーニのオペラ最高のヒーローの歌、20世紀最高のテノーレのひとり、フランコ・コレッリの歌唱です。

Franco Corelli Nessun Dorma Live 1964 Audio HQ

 

 

コメント (2)
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