石井先生はこの時から危惧されていました。
尖閣緊急聲明 安倍首相が尖閣を賣り渡すことを決定か いしゐのぞむ
★ 私は安倍首相の国内政策に関して、決して国民が望んでいないことを、超スピードで決定してきたことで、強い不信感を持って居ました。それは就任まもなくのことからですが、民主党政権が終わったことでホッとした多くの評論家や保守系の人々は、幻想を持って居たように思います。しかしそれを指摘するたびに・・・でした。私は安倍さんに強い不信感を持ちました。そして多くの勇気なき自民党議員もです。与党に次の公認の為に国民の盾・国家の盾になる政治家など一人もいない。
そしてくり返される「無能の防衛大臣」…今回もです。こうしているうちに国家に必要な人物が排除されていくのを感じました。
ところで、4月から多くの外国人労働者が来ます。この事について山岡鉄秀氏はメールマガジンでこのように書いています。
4月1日、ついに改正入管法が施行され、 外国人労働者の大量受け入れが始まります。
今回、改正入管法は驚くほど速く可決されました。 法律で枠組みだけ決めて、詳細は担当省庁(省令)で決める、 というやり方でした。
素朴な疑問です。
詳細を担当の役所に任せると言っても、 国会を離れてしまったら、誰がチェックするのでしょうか?
その機能を果たすのが、自民党内の部会なのです。
たとえば、法務部会です。 国会議員の部会長がいて、興味のある議員が集まり、 官僚の報告を聞いて質問します。 実は日本では、まともに機能しない国会に代わって、 この部会が実質的な法案審査機能を果たしているのです。
それで、たくさんある部会は機能しているのでしょうか?
国会議員は本当に忙しいので、 部会も出席できたりできなかったり、、、。 遅れて来て早く退出したり…。 人気のある部会もあれば閑散としている部会もある…。
早々に国会を離れた改正入管法も、 自民党の部会や合同会議に戻されて、 詳細について法務省の官僚が主に報告し、 議員が質問していたと聞いています。
実は、私が気にしてずっと追及していた問題があります。
日本へ労働目的で入国する場合の条件は以下のとおりです。
・18歳以上であること ・健康状態が良好であること ・保証金の徴収等をされていないこと ・送出し国で遵守すべき手続きが定められている場合は、 その手続きを経ていること ・特定技能1号:必要な技能水準及び日本語能力水準 (注)技能実習2号を良好に修了している者は試験を免除 ・特定技能2号:必要な技能水準
素朴な疑問が浮かびます。
「健康状態が良好であること」
これ、どうやって担保するのでしょうか?
たとえば移民国家オーストラリアの場合、 事前の健康診断が義務付けられており、 病院も指定されています。 検査項目ももちろん指定されています。
これ、常識です。
今回の外国人労働者受け入れに際して、 健康診断が義務なのかどうか? 3月下旬の時点で、議員に質問しても、 法務省に質問してもはっきりしませんでした。
ひとつはっきりしたのは、病院を指定していない、 ということです。 検査項目については、一応雛形を作りました。 しかし、病院を指定せずに どうやって正しく健康診断が行われる保証があるのでしょうか?
考えてみて下さい。
なんらかの感染症を持っている人が入国して パンデミックが発生したらどうなるか?
ましてオリンピックの最中に!
また、外国人労働者が入国して住民票を入れると、 国民健康保険証がもらえます。 入国早々に発病したり、 高額医療が必要になるケースもあり得ます。
だから、オーストラリアでは 指定病院による事前の健康診断が義務付けられているのです。
実は、この点に気が付いて 法務省に質問してくれた議員が複数いました。 しかし、最後まで詰めることなく、 散発的な質問で終わってしまっています。
これほど重大な問題なら、 部会長がフォローアップすべきなのですが、 部会長自身がことの重大さを理解していなかったのでしょうか。
また、本来ならば、法務副大臣が責任を持って 法務省に回答させるべきですし、 法務省の対処が不十分なら改善させるべきです。 そのために大臣や副大臣がいるはずですが、 部会に出席していないことが多いと聞いています。
その一方で、 「発展途上国でそんなことを突っ込むと都合が悪いんだよ」 などと平気で言う議員もいます。
そもそも健康診断を実施できない国からは 労働者を入れるべきではありません。
こんな基本的でかつ重大な穴も埋められないまま、 なし崩し的に進む外国人労働者受け入れ。 これが日本という国の脆弱さなのです。
このリスクに気付いているのは、 このメルマガの読者だけかもしれません。
追記: もうひとつ。 N1と呼ばれるレベルの日本語能力を有し、 日本の大学を卒業して日本で就職した場合は、 雇用関係が続く限りは家族帯同で無期限で滞在できる、 つまり、永住できることがわかりました。
その結果、海外では 「日本に移住するなら留学が手っ取り早い」 という話が広まっているそうです。 ちなみにオーストラリアでは 労働許可には必ず期限があります。 このように甘いのは日本だけです。
( 山岡 鉄秀 :Twitter:http://wwwlnk.net/cc/kZEspEAk/ )
★ また「食の安全」についても、大きな不安だらけです。3月30日に東京で個人的にクライン孝子女史とお会いして多くのことをお話ししたのですが、一人の50代の紳士を紹介されました。その紳士はやんごとなき家系の末裔でいらっしゃり、今の日本の政治の問題点について、このように話されていました。もともと自民党を作ったのはその家系であり、今のような状態について、政治家を責めるだけでなく、一般の人々も問題であるということ。それは当然です。…そして、女性が選挙に行っていない(これはデータもある)、子育てや介護が女性の肩に重くかかり、なかなか政治まで手が回らない、しかし家族のことを思うと「食の安全」について話すととたんに興味を示す、ということです。当然でしょう。女性議員は料理や買い出しに行く方々はこのことを深く憂慮するでしょう…しかし現実は・・・。
日本はどこに行くのでしょう。その紳士が仰るには国民がもっと目覚めなければならないのだけれど…ということです。でも一般人である私たちはなかなかそのようなことはできない…そして、勇気も覚悟もなかなかできないのです。
三宅博先生は、私が強く支持した最初の政治家であり、そして多分これ以降は同じように強く支持し、「自称ボディーガード」まで務めた私が他の政治家に同じようにすることはまずないでしょう。
次の動画を発見しました。音声がよくないのですが、この人物が言っていることは納得します。愛国政治家がなぜ潰されたか、しかし私達国民にできることはその「バトンタッチ」としてこれを広めることなのです。
次のyoutue、この人は日本の愛国政治家として4人の政治家のことを熱く話す。 田中角栄元総理、中川昭一、石井紘基、三宅博である。思えばそれぞれ悲劇の政治家だった。国会で真実を追及すれば殺されるかもしれない、しかし「やむにやまれぬ大和魂」と。
・・・他に安倍晋三・小池百合子・前原誠司・橋下徹などの欺瞞を明らかにする。
次の選挙どこに誰に投票すべきか?徹底的に考えました。(この題名は適当に付けたように思うのですが)
たくさん書きましたので「ブログのティールーム」は休みます。それから政治家ではありませんが、私は「クリス三宅」氏にも大きな期待を持っております。それは屈託なく正しいことを正しいと言い切る勇気と行動力があるからです。(写真は三宅博先生とクリス三宅氏、名前が共に「三宅」ということから「義兄弟」と言われた。)