10月22日に以下の記事を書いた。
シェフチークの偉大な仕事で、いつの間にか忘れ去られていたエチュードが、今年約80年ぶりに復刊した。
ヴィエニアフスキの「スケルツォ・タランテラ」が弾けるようになるためだけのエチュードである。本編6ページの楽曲に対して、27ページのエチュード!ここのところ毎日取り組んでいるが、見事に「セブシック調」に変容しているのは笑っちゃうくらい。
しかし初日は30分弾いて・・・まる一日の労働を終えたくらい疲れた。
本当にこれを弾いたら、スケルツォ・タランテラが弾けるようになるのか、試してみてから記事にしようと思ったが、現在練習中の人には一刻も早く存在をお伝えしたかったので、この段階でお知らせしたい。
目下、一部の学生に練習させ始め、効果のほどをリサーチするつもりである。その結果はまたいずれ。
と書いて数週間、実は一週間でかなり効果が表れた。実に音がはっきりと出るようになったのである。 それは良かった。 ところが本日、乱丁落丁を発見してしまった。 私は「同じような練習が続くんだな」と見過ごしていたのだが、学生の方はそうではなかった。 「これ、同じですよね?」 確かに、同じような、ではなくて全く同じページが二つ挟まっていた。ページ番号だけは順当に打たれているのだが。 現在問い合わせ中だが、それが一部のミスなのかそうでないのか、はっきりするまでは買い控えた方が賢明というものだろう。それをまずは、これを読んでいた方々にご報告する次第である。 |
H. Wieniawski, Scherzo-Tarantelle Complete Violin & Piano Score: Otakar Sevcik Op. 16: Critical Urtext Violin Part: Analytical Studies & Exercises 価格:¥ 1,936(税込) 発売日:2010-04 |