私の数少ないブログ友達であるMiklosさんは、筋金入りのフィオナちゃんウォッチャー(フィルハーモニア管第2ヴァイオリニスト。たとえばの記事はこちら→)ですが、今日は、私の独断によるロンドン交響楽団の「フィオナちゃん」をご紹介いたします。
今シーズンは、週末に沢山演奏会をやってくれるロンドン交響楽団(LSO)のコンサートばかりに足を運んでいるのですが、なぜかLSOのチェロチームにはとっても女性奏者が多いです。名簿によるとチェロ奏者は10名が登録されているのですが、そのうち名前で判断すると7名が女性。実際、コンサートに行っても、やたら女性チェリストが目立ちます。
その中でも、私の注目はミナ嬢(Minat Lyonsさんなのですが、何と発音するかわからないので、ミナ嬢としておきます)。西洋系の美人タイプには全く関心がない私なのですが、彼女の中東風の端正な容姿にはしびれます。トルコ系の方かなあと思っていたのですが、エルサレム生まれのロンドン育ちとのことです。いつも後ろのほうに座っているので、チェロが右手前方に位置する以外は見えないことも多いのが残念なのですが、いつもステージで見かけるときの、姿勢の良さとたたずまいの清楚な印象は、とっても惹かれます。ソロの演奏を聴いたことが無いので、どんな演奏をするかは分らないのですが、チェロを弾く姿は、姿勢が崩れることなく、姿が美しいので、ついつい目を向けてしまいます。私的にとってもポイント高し。
(開演前の練習中のミナ嬢)
(終演後の内田光子さんに拍手するミナ嬢)
あと、もう一人をご紹介。デルフィン嬢(Delphine Biron)です。この方は、今シーズンから見かける人なのですが、プログラムの正団員のリストには名前が載っていないので、きっと1年限りの交換団員とか何でしょうか?フランス人のようです。決していわゆる美人ではないですが、いつも気持ちが入った演奏姿にとっても惹かれます。「そこに何が書いてあるの?」と訊きたくなるぐらい、楽譜や指揮者を凄い強い視線で穴の開くほど見つめたり、熱い音楽には情熱的に、楽しいところでは心から音楽を楽しんでいるようで、そして葬送行進曲のようなところでは泣き出さんばかりの表情で、気持ちをチェロにぶつけているように見えます。ミナ嬢のような端正な美しさではないのですが、演奏姿そのものが見るものに訴えます。
(中央がデルフィン嬢)
(終演後。左から2人目)
いったい、何を見に行っているのかと叱られそうですが、やっぱり演奏に限らず、人が真剣に仕事をしている姿と言うのは、美しかったり、迫力を感じたりするわけで、CDやDVDでなくて、演奏会に行くというのは、そういった空気を丸ごと吸ったり感じたりすることに楽しさがあると、自分では思っています。
と、最後はちょっとまじめにまとめてみました。
今シーズンは、週末に沢山演奏会をやってくれるロンドン交響楽団(LSO)のコンサートばかりに足を運んでいるのですが、なぜかLSOのチェロチームにはとっても女性奏者が多いです。名簿によるとチェロ奏者は10名が登録されているのですが、そのうち名前で判断すると7名が女性。実際、コンサートに行っても、やたら女性チェリストが目立ちます。
その中でも、私の注目はミナ嬢(Minat Lyonsさんなのですが、何と発音するかわからないので、ミナ嬢としておきます)。西洋系の美人タイプには全く関心がない私なのですが、彼女の中東風の端正な容姿にはしびれます。トルコ系の方かなあと思っていたのですが、エルサレム生まれのロンドン育ちとのことです。いつも後ろのほうに座っているので、チェロが右手前方に位置する以外は見えないことも多いのが残念なのですが、いつもステージで見かけるときの、姿勢の良さとたたずまいの清楚な印象は、とっても惹かれます。ソロの演奏を聴いたことが無いので、どんな演奏をするかは分らないのですが、チェロを弾く姿は、姿勢が崩れることなく、姿が美しいので、ついつい目を向けてしまいます。私的にとってもポイント高し。
(開演前の練習中のミナ嬢)
(終演後の内田光子さんに拍手するミナ嬢)
あと、もう一人をご紹介。デルフィン嬢(Delphine Biron)です。この方は、今シーズンから見かける人なのですが、プログラムの正団員のリストには名前が載っていないので、きっと1年限りの交換団員とか何でしょうか?フランス人のようです。決していわゆる美人ではないですが、いつも気持ちが入った演奏姿にとっても惹かれます。「そこに何が書いてあるの?」と訊きたくなるぐらい、楽譜や指揮者を凄い強い視線で穴の開くほど見つめたり、熱い音楽には情熱的に、楽しいところでは心から音楽を楽しんでいるようで、そして葬送行進曲のようなところでは泣き出さんばかりの表情で、気持ちをチェロにぶつけているように見えます。ミナ嬢のような端正な美しさではないのですが、演奏姿そのものが見るものに訴えます。
(中央がデルフィン嬢)
(終演後。左から2人目)
いったい、何を見に行っているのかと叱られそうですが、やっぱり演奏に限らず、人が真剣に仕事をしている姿と言うのは、美しかったり、迫力を感じたりするわけで、CDやDVDでなくて、演奏会に行くというのは、そういった空気を丸ごと吸ったり感じたりすることに楽しさがあると、自分では思っています。
と、最後はちょっとまじめにまとめてみました。