渋谷らくごという企画があるのを知り、行ってみた。毎月第二金曜から5日間、渋谷のユーロライブという小シアターで開催している。
この日の夜の部は、仕事帰りに嬉しい夜8時から。4名の落語家さんが約30分ずつで、計2時間の上演だ。
シアターそのものはきっと満員になれば150名程度は入りそうだが、お盆の時期ということもあってか、がらがら。目測20名のちょっと寂しい入りだったが、逆に落語家さんとパーソナルにお近づきになった気がして、個人的にはこれはこれで良い(興行としては辛いだろうが・・・)
新しいシアターなので、寄席や地元のホールよりも椅子の座り心地がすこぶる良くて快適だ。逆に眠くなってしまいそう。
4名の落語家さんはどなたも初めての方。どの落語さんも個性が違って楽しい。30分あるので、しっかりまくらも付いていて、まくらのほうが面白かったりする時もある。
立川志ら乃さんという立川流の落語を始めて生で聴くこともできた。立川志らくの弟子なのだが、談志師匠を思わせる迫力が凄く、聴くものを前のめりにさせる力を持っている。持ち時間超えて、40分ほどしゃべり倒してた。
四者四様の芸を楽しんで、帰宅。
2023年8月14日
柳亭小痴楽 道具や
三遊亭游子 寄合酒
立川志ら乃 火焔太鼓
橘屋園太郎 三年目
内容はほぼ思い出せませんが、4タイトル全て、よく知られている演目ですよね。全く違う時代に作られた落語が今でも人を引き付けるというのは興味深いです。
こんにちは。コメントありがとうございます。
演目は仰るとおり、古典中の古典ですね。定番ではありますが、落語家により表現違いますし、結構、アレンジが入って、オチも違ってたりします。ただ、古典が続くのはやっぱり人の愚かさ加減や、人と人のコミュニケーションのズレとかは、時代を超えて共通なので、古くても新しいのでしょうね。