その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

箱根駅伝ミュージアム @元箱根

2014-03-11 19:00:53 | 旅行 日本
 週末は、箱根に保養に行ってきました。本3冊持って、チェックインからチェックアウトまで温泉と飯以外は部屋に引きこもり。こういう週末はなかなか貴重です。

 唯一の観光は、チェックアウト後に訪れた箱根駅伝ミュージアム。芦ノ湖の湖畔、箱根駅伝往路のゴール地点近くに立っています。


≪大学ののぼりが雰囲気を盛り上げます≫

 展示はこじんまりしてますが、箱根駅伝の歴史を紹介するパネル、各大学のユニフォーム、箱根の山のぼり・山くだりのスペシャリストたち、往年の箱根ランナー達の紹介などなど見どころ満載です。甲子園の高校野球並みに商業化した近年の箱根駅伝には少々鼻白むところはありますが、1920年に始まり、戦争の中断を挟みながらも現在まで続くこの大会の歴史・伝統の重さを実感できます。


≪各大学のユニフォーム。こう写すと単なるスポーツ用品店の展示みたいですね≫

 丁度、私が入場する際に、団体さんの一緒になった関係で、ミュージアムのガイドさんの話を一緒に聞くことができました。展示内容に加わえて、大学のユニフォームの縁起など、様々なエピソードを聞かせてもらって興味深かったです。


≪箱根駅伝の歴史パネル≫

 旅行前は、5区の山登りコースを市民ランナーの端くれとして、私もチャレンジしてみようかとの思いも頭をかすめたものの、箱根湯本から小涌谷まで国道一号線を運転して、「こりゃあ無理だ」とあっさり断念。250mぐらいの高低差がある大会で痙攣しているのに、5区は800m以上の高低差があります。5区のランナーの面々の展示を見ながら、ただただ驚嘆するばかりでした。「山の神」と言われた東洋大の柏原君の靴の展示もあり、しっかり拝ませてもらいました。


≪柏原選手のシューズ≫

 駅伝を少しでも興味のある方は、箱根に行った際は訪問をお勧めします。より箱根駅伝が身近に感じられます。


≪トイレの入り口にもタスキをかけたランナーが・・・≫

 2014年3月9日

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