その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

東響 東京オペラシティシリーズ 第96回/ 指揮:秋山和慶 ショスタコーヴィチ 交響曲 第9番ほか

2017-03-09 08:00:00 | 演奏会・オペラ・バレエ(2012.8~)


 立川でハーフマラソンを走った後、急ぎオペラシティに駆けつけ、東響のオペラシティシリーズを鑑賞。この日は、東響の70周年記念シーズンとかけて、ハイドン、クロンマー、ショスタコーヴィチの其々作品場号70番を取り上げた面白いプログラム。会場はパッと見、7割弱の入りで空席が目立つのが残念だったが、良質で、熱い拍手を伴った気持ちの良い演奏会だった。

 ハイドン、クロンマーは、古典派らしい清明かつ優雅な音楽。秋山さんの指揮は、自然体で力みが無い。作品の美しさそのままを東響が瑞々しく演奏し、ホールに響く。クロンマーでは、独奏陣の音もきらびやかに輝き、独奏同士の息もぴったり。

 後半のタコは、前半と雰囲気ががらりと変わって弦、金管、木管がパワフルに全開。独奏のファゴットの音色が、味わい深い。秋山さんの指揮は、ここでも整然としていて、聴く者に分かりやすく訴えてくる。派手なところはないけど、職人芸だなあとしみじみ感じ入った。初めて聴く曲だったけど、全く迷うことなく、投入することが出来た。

 ハーフを走った後なので、疲れに耐えられず爆睡してしまうのを恐れてたけど、充実の演奏を始終集中して聴くことができた。実り多い一日で大いに満足。


東京オペラシティシリーズ 第96回
Tokyo Opera City Series No.96


東京オペラシティコンサートホール
2017年03月05日(日)14:00 開演 

出演
指揮:秋山和慶
フルート:相澤政宏
クラリネット:エマニュエル・ヌヴー
ヴァイオリン:水谷 晃

曲目
ハイドン:交響曲 第70番 ニ長調 Hob.I-70
クロンマー:フルート、クラリネットとヴァイオリンのための協奏交響曲 変ホ長調 作品70
ショスタコーヴィチ:交響曲 第9番 変ホ長調 作品70

Title
Tokyo Opera City Series No.96

Date
Sun.5th March 2017, 2:00p.m

Hall
Tokyo Opera City Concert Hall

Artist
Conductor = Kazuyoshi Akiyama
Flute = Masahiro Aizawa
Clarinet = Emmanuel Neveu
Violin = Akira Mizutani

Program
J.Haydn : Symphony No.70 in D major, Hob.I-70
F.Krommer : Sinfonia Concertante in E flat major, op.70
D.Shostakovich : Symphony No.9 in E flat major, op.70
コメント
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