2日目は、斑鳩の里へ。斑鳩は奈良駅から列車で20分弱。長閑な田園風景の中に、三塔の寺と言うことで法隆寺、法輪寺、法起寺がある。
まずは、日本を代表するお寺とも言える法隆寺へ。世界最古の木造建築であり、日本人なら誰もが知っている聖徳太子のお寺であり、「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」の寺だ。607年の創建と伝えられている。
JR法隆寺駅から20分ほど歩いて法隆寺に到着。日本初の世界遺産認定を受けたところだから、観光客でごった返しているのかと思ったら、団体客はいないし、人影もまばらで寂しいぐらい。夏とも秋ともつかない中途半端な季節感ではあるけど、心地よい気候の中で院内を散策するのは、日常を忘れ気持ちを落ち着かせる貴重な時間だった。
飛鳥時代に建てられた日本最古の塔であり、国宝でもある五重塔の姿が美しい。その隣には金堂。飛鳥彫刻を代表する釈迦三尊像がある。前日に感じたことだが、やっぱり仏像は寺で観るに限る

《五重塔》

《金堂》

《大講堂》
そして、「飛鳥彫刻きっての名品として知られる百済観音像」を初めとして法隆寺所蔵の名品が設置された大宝蔵院も素晴らしい。ため息が出るほど。気ままに廻っていると、いつの間にか2時間近くが過ぎている。
続いて、法隆寺に隣接する中宮寺で半跏思惟像(国宝)を見、その姿に心が和まされる。
法輪寺へは長閑な田園風景の中のウォ―キング。久しぶりに、自然の中に身を浸らせている感覚。


《法輪寺の塔が見えてきた》
法輪寺には三重塔がある、かつては国宝指定された斑鳩三塔のひとつだったのだけど、1944年に炎上し1975年に飛鳥様式に従って再建されたとのこと。講堂に所狭しと設置してある仏像群が素晴らしい。他の観光客もほとんどいなかったので、仏像の前で一人座りこみ、仏様と会話。「完存する飛鳥時代の木彫如来像としては唯一・最大のもの」(HP)といわれている薬師如来坐像や本尊の十一面観音菩薩立像を初め、数々の重要文化財が設置してある。ここには1時間弱ほど滞在した後、更に徒歩で15分ほど歩き法起寺へ。

《法輪寺の三重塔》

《聖徳太子の皇子 山背追大兄王の墓所とされる》
法貴寺はこれまた706年に建立されたとする「現存する我国最古」の三重塔がある(HP)。池に咲いた蓮の花が映え、実に絵になる風景だ。塔の中には入れない。が、講堂内にある仏像も見事。


斑鳩での仏像三昧の1日を終え、法隆寺駅に向かう帰路途中に、偶然、斑鳩町ふれあい交流センターという福祉施設に入浴施設があることを知り、立ち寄る。温泉ではないけど、散策の汗を逃すには最高。値段も銭湯並み。大浴場には私を入れて3名ほどしかおらず、大広間にもおばあさんが1人でテレビを見ているだけだった。明らかに、従業員の方の方が、訪問者よりも多い。気持ちばかりの喫茶メニューがあったので、かき氷を一杯。風呂あがりのかき氷は最高だ。

ゆっくりしていたら、夕方に近づいてきたので、東京へ向かう。
久しぶりの奈良は期待以上に楽しめ、是非、近いうちにまた訪れたいと思った。今まで飛鳥時代の6-8世紀という時代区分は、私としては、日本史で必要最小限のことを暗記する以外は関心の外だったのだけど、この時期にこれだけの仏像や建築物を建てる技術があったこと、海外から渡来した仏教と言う宗教・思想の受容期であったこと、更に本格的に国家作りを始めた時期であることなど、初めてこの時代の面白さに気付かされた。これからこの時代の事についてもう少し真面目に知ってみたくなった。
2017年9月3日
まずは、日本を代表するお寺とも言える法隆寺へ。世界最古の木造建築であり、日本人なら誰もが知っている聖徳太子のお寺であり、「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」の寺だ。607年の創建と伝えられている。
JR法隆寺駅から20分ほど歩いて法隆寺に到着。日本初の世界遺産認定を受けたところだから、観光客でごった返しているのかと思ったら、団体客はいないし、人影もまばらで寂しいぐらい。夏とも秋ともつかない中途半端な季節感ではあるけど、心地よい気候の中で院内を散策するのは、日常を忘れ気持ちを落ち着かせる貴重な時間だった。
飛鳥時代に建てられた日本最古の塔であり、国宝でもある五重塔の姿が美しい。その隣には金堂。飛鳥彫刻を代表する釈迦三尊像がある。前日に感じたことだが、やっぱり仏像は寺で観るに限る

《五重塔》

《金堂》

《大講堂》
そして、「飛鳥彫刻きっての名品として知られる百済観音像」を初めとして法隆寺所蔵の名品が設置された大宝蔵院も素晴らしい。ため息が出るほど。気ままに廻っていると、いつの間にか2時間近くが過ぎている。
続いて、法隆寺に隣接する中宮寺で半跏思惟像(国宝)を見、その姿に心が和まされる。
法輪寺へは長閑な田園風景の中のウォ―キング。久しぶりに、自然の中に身を浸らせている感覚。


《法輪寺の塔が見えてきた》
法輪寺には三重塔がある、かつては国宝指定された斑鳩三塔のひとつだったのだけど、1944年に炎上し1975年に飛鳥様式に従って再建されたとのこと。講堂に所狭しと設置してある仏像群が素晴らしい。他の観光客もほとんどいなかったので、仏像の前で一人座りこみ、仏様と会話。「完存する飛鳥時代の木彫如来像としては唯一・最大のもの」(HP)といわれている薬師如来坐像や本尊の十一面観音菩薩立像を初め、数々の重要文化財が設置してある。ここには1時間弱ほど滞在した後、更に徒歩で15分ほど歩き法起寺へ。

《法輪寺の三重塔》

《聖徳太子の皇子 山背追大兄王の墓所とされる》
法貴寺はこれまた706年に建立されたとする「現存する我国最古」の三重塔がある(HP)。池に咲いた蓮の花が映え、実に絵になる風景だ。塔の中には入れない。が、講堂内にある仏像も見事。


斑鳩での仏像三昧の1日を終え、法隆寺駅に向かう帰路途中に、偶然、斑鳩町ふれあい交流センターという福祉施設に入浴施設があることを知り、立ち寄る。温泉ではないけど、散策の汗を逃すには最高。値段も銭湯並み。大浴場には私を入れて3名ほどしかおらず、大広間にもおばあさんが1人でテレビを見ているだけだった。明らかに、従業員の方の方が、訪問者よりも多い。気持ちばかりの喫茶メニューがあったので、かき氷を一杯。風呂あがりのかき氷は最高だ。

ゆっくりしていたら、夕方に近づいてきたので、東京へ向かう。
久しぶりの奈良は期待以上に楽しめ、是非、近いうちにまた訪れたいと思った。今まで飛鳥時代の6-8世紀という時代区分は、私としては、日本史で必要最小限のことを暗記する以外は関心の外だったのだけど、この時期にこれだけの仏像や建築物を建てる技術があったこと、海外から渡来した仏教と言う宗教・思想の受容期であったこと、更に本格的に国家作りを始めた時期であることなど、初めてこの時代の面白さに気付かされた。これからこの時代の事についてもう少し真面目に知ってみたくなった。
2017年9月3日