
アイドルにのめり込む(アスペルガーであろう)女子高校生を巡る物語。
芥川賞受賞作品ということで、読み始めてはみたものの、私のようなの昭和のおじさんからは最も遠いところにある話だった。こういう人もいるのだろうなあとは思いつつ、残念ながら、主人公の感性は理解できなかったし、行動へも共感も難しい。100頁ちょっとの小説であるが、読み通のに努力が要った。
知らない世界を垣間見ることができたという意味で自分の世界が広がった。そして、本書が若い世代から多くの支持を受けているということを知り、私自身の世界観を客観化する助けにもなった。
平易な文章ではあるが、私にはとっては複雑で難解な世界であった。