フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

荒川自転車道は除草され、河川敷には迷惑外来植物が繁茂しています

2008年08月09日 19時10分49秒 | 花の和名
昨日今日と日の出前後に荒川に向ったが、朝の爽やかさはあまり感じられなかった。温暖化の影響なのだろうか。川沿いの並木の下を走ると羽化したばかりの蝉や小鳥が慌てて鳴きながら飛び立ち、中にはぶつかってくるそそっかしい蝉もあった。

荒川自転車道迂回路は早朝からツーリングのグループや個人が見られたが、ウィークエンドに備えて道路際の除草がされてきれいに走り易くなっていた。

オオブタクサ(大豚草)が背の高い所では2.5mくらいに伸びてアチコチで繁茂している。今は目障りなだけだがこれが花をつけて花粉を飛ばすようになると思うとゾッとする。

堤防の斜面は見渡すかぎりオオブタクサの競演です
そしてオオブタクサに加えアレチウリ(荒地瓜)が伸び始め、オオブタクサを覆い始めている所もある。アレチウリは特定外来生物に指定され、両者とも北アメリカ原産で日本には飼料や穀物に混入して、1952年に静岡県清水港で侵入が確認されたという同期生だ。
以来全国に広がり荒川堤防上で再会を祝しているのか、覇を競っているのかいずれにしても迷惑な雑草達で、できれば共倒れになってくれればと思うがとてもそうはいきそうもない。

オオブタクサが眺望を楽しむとアレチウリがより高く這い上がりました