錦乃原桜草園に着いた時には予報通り冷たい風が強くなっていた。
1月27日に見つけたサクラソウの若芽はこのところの寒さが影響しているのか、思ったほどには成長していなかった。
サクラソウの若芽たち
治水橋から堤防上を戻るとフォローの風に背中を押されて楽な事、ペタルを踏まなくても進むような感じだった。
チョウゲンボウがホバリングをしているのが見えた。慌ててカメラを出したが風が強くてナカナカ焦点が定まらない。慌てれば慌てるほどダメだ。間もなく少し先の斜面に下りた。近づいてシャッターを押そうとしたら無情にも電池切れ。スペアーを出すのもももどかしく撮った写真は見事なピンボケだった。その後も繰り返したホバリングをやっと1枚getできた。
チョウゲンボウ(長元坊)はタカ目ハヤブサ科、かなり低空です
それにしてもホバリングを長く、何度も繰り返していたのは本当に獲物を狙っていたのだろうか?斜面に降りたのも獲物を捕らえるような急降下ではなかった。風と遊んでいた様にも見えず、強い風で思うように飛翔できなかったのだろうか。
サクラソウ自生地のハンノキの雄花序はかなり黄色みを帯びて花が咲いているような感じだった。雌花の花柱は紅色で2裂するというが、雌花序は鮮やかな赤色になっていた。
ハンノキの雌花序、尖って見えるのは花柱でしょうか