東御苑はシナマンサクが黄色い花をいっぱいに咲かせ、遠目にも鮮やかだった。
シナマンサク(支那満作)はマンサク科マンサク属の落葉小高木。
シナマンサク(支那満作)はマンサク科マンサク属の落葉小高木。
花は2月頃葉を展開する前に短い柄の先に数個固まって付く。面白い花が固まって付くのでよく見ないと何がなんだか分からい。
花弁は長さ1~2㎝の線形で4方に広がる。中心部の暗紫色は萼でこれが花弁のように見えるが卵形の4個の萼片だ。
そして花の中心は暗赤色の葯のある雄しべが4個、内側の小さな線形の仮雄しべも4個で、雌しべは花柱が深く2裂するという。
名の由来は黄色い花を豊年満作のようにたくさん咲かせるので満作、また他の花に先駆けて「まんず咲く」が転訛したともいう。