サクラソウ自生地の鴨川沿いのクサギは満開で芳香を放っていた。クマツヅラ科のクサギ(臭木)は葉や枝に悪臭があるのが名の由来というが、花には芳香があり花期には甘い匂いを漂わせる。白い花は直径約2.5㎝くらいあり、雄しべ雌しべは長く突き出る。
雄しべ先熟で雄性期には4本の雄しべが上を向いて伸び雌しべは目立たない。雌性期になると逆に雄しべがまるまり雌しべは柱頭を2裂させて上向きに伸びる。そして雄性期、雌性期の花が一つの花序に混在しているのも面白い。
雄しべ先熟で雄性期には4本の雄しべが上を向いて伸び雌しべは目立たない。雌性期になると逆に雄しべがまるまり雌しべは柱頭を2裂させて上向きに伸びる。そして雄性期、雌性期の花が一つの花序に混在しているのも面白い。
雄しべ4本は上を向いて突き出て雌しべは下を向く
雌性期には雌しべが上を向き、雄しべは丸まる
09年9月23日撮影