フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

多くの花をつけたカワラニンジンにミツバチが飛び回っていました

2010年08月22日 10時38分39秒 | 花の和名
西区の河川敷でカワラニンジンが群生し、花らしくない花を鈴なりに付けていた。

花は全て下向きなので背を低くしたらミツバチが盛んに飛びまわっていた。働き者なのか浮気性なのかナカナカ一か所で留まってくれない。よく見ると忙しく飛び回っているミツバチのほとんどが脚に花粉団子を付けている。風媒花なので花粉が多くて軽く集めやすいのだろうか?どの蜂も両方の後脚の花粉かごが一杯だ。
花粉団子は幼虫の餌やローヤルゼリーの原料にするため巣に持ち帰って蓄えるのだという。


黄色い2個の球が花粉団子で卵のように見えます
アップにすると脚に付いているのがよく分かります

カワラニンジン(参)はキク科ヨモギ属の1~2年草。盛土堤防では2m近いのもある。河原に多く葉が人参に似るのが名の由来という。
よく似たクソニンジンは悪臭があり、頭花が径1.5mmで葉が数回羽状に裂けるという。匂いはニッキに似た爽やかな香りで、葉を揉んでも悪臭は無い。そして花径は間違いなく5mm以上はあった。


花はすべて筒状花で、中心部は両性花周囲は雌性花という