フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

コケオトギリに初めて出会いましたが・・・・・

2010年08月12日 10時36分00秒 | 花の和名
昭和の休耕田で見慣れない花がたくさん咲いていた。花径5ミリくらいと小さいが橙黄色鮮やかな5弁花だ。萼も5枚で葉は対生し円形に近い楕円形だ。紅葉している茎もあった。

葉などがハコベに似ているがナデシコ科だろうかと思い調べてみた。ナデシコ科で小さな黄色の花を付けるのは無かった。でも「検索入門野草図鑑」(保育社)の第8巻「はこべの巻」にあった。オトギリソウ科のコケオトギリだ。よく似たヒメオトギリは苞葉の形が茎葉と違って細長いのが相違点という。


柱頭が3裂しているのがわかります

ただ雄しべの数はコケオトギリは5~8または10個で、ヒメオトギリはどの図鑑も10~20個だが、写真を見ると12~3個ありそうなのが唯一気がかりで、苞葉の形もしかと現場で確かめたわけではないので再度確認してくるつもりだ。

さいたま市の荒川堤と水田の花のHPに二十四節気の立秋に見る田島ヶ原サクラソウ自生をアップしました。