フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

薄化粧した朝のサクラソウ自生地でオナガに出会いました

2011年02月12日 22時28分48秒 | Main

7時半に家を出て少し行くと生ごみを2羽のカラスが荒らしていた。蹴散らして行こうかと思いかけたところに猫が一匹。1羽はすぐ飛び上がったが1羽は猫の様子を見ている。少しにらみ合ったが猫が1歩踏み出したところで飛び上がった。
猫はカラスを追い払えるんだと何となく嬉しくなった。残念ながら止まってカメラを出してピントを合わせる前に勝負がついていた。


戦い済んで引き上げかけた猫のピンボケ写真

自生地は予想通り斑模様の薄化粧だった。相変わらずツグミがツツーと走っては止まっていたが寒さで体を膨らませているせいかいつもより動きは鈍い。
斑の雪の中にノウルシはにょきにょきと赤い芽をだしている。サクラソウは一つだけ僅かに芽を出していたが、肉眼ではハッキリとそれとは分からないくらいだった。


遠目には薄化粧の自生地の雪景色  AM7時57分
やっと一株のサクラソウ。雪に負けるな

駐車場側にけたたましい鳴き声が移ってきた。見上げるとオナガだ。木の上に3羽いる。


オナガの成鳥は頭が黒く喉は白く、尾羽の先は白い

長い尾を持つカラス科の水色のきれいな鳥だが鳴き声はギューイ、ギューイと大きなだみ声で姿形に似合わない。天は2物を与えずの典型みたいな鳥だ。
本州に留鳥として生息するが、分布の中心は東北南部~関東中部地方にかけてで他の地域ではほとんど見られないと言う。


大きなだみ声を発しています

さいたま市の荒川堤と水田の花のHPにサクラソウ自生地の二十四節気の立春編上空にはノスリが舞いノウルシが芽を出し始めた自生地をアップしました