フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

今更ながらノウルシの根のすごさに感心させられました

2011年02月17日 19時36分12秒 | Main

昨16日は陽射しが暖かく風も殆ど無かったのでハンノキの花を見たくて2時半頃自生地に向かった。
久し振りにお会いしたサクラソウ情報の青木さんがアチコチに芽を出し始めたサクラソウを案内してくれた。どれもまだ肉眼ではそれとハッキリは分からないくらいでその熱意には脱帽の他ない。

ハンノキは確かに花を咲かせているようで枝を揺すると花粉が飛ぶような気もし、すでに飛ばし終わった花穂も見られた。
はんの木のそれでも花のつもりかな     一茶


垂れ下がった雄花穂と上を向いた小さな雌花穂、その下は葉芽
褐色は花粉を飛ばした葯、赤い花のようなものは?

今日は自転車道迂回路から塚本の野焼き地に行ってみた。ここでもノウルシはアチコチで芽を出していたが、赤い芽は少ない。昨日の自生地では赤い芽が多かったので何となく不思議な気がした。土質や水分などが関係するのだろうか。
根はどうなっているのだろうかと試みに掘ってみて驚いた。ヒゲ根をつけた太い根が複雑に伸びてたくさんの芽をつけている。そして少し力を加えると簡単に折れる。折れたところからは乳液が出てきた。


中央の白くて上を向いているのはノウルシの芽

水分を多く含んだ柔らかい土の浅い所でこうなのだからサクラソウ自生地ではさぞ太くて硬い根っこが縦横だろうと思った。


鮮やかな色が目に付いたがこんな花のような形とは