フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

4月下旬の気温になった今日のクズの根っことの格闘余話

2011年04月06日 23時06分16秒 | Main
今年から仲間たちと河川敷の耕作放棄地の再生・保護活動を始めた。


放棄地にはノウルシの黄緑色が群生しています

まず、縦横に地を這っているクズの蔓の撤去作業をしているが、何年も放置されて大きくなっている根塊は手ごわい。今日も根っこと格闘していると何だかカッカッカッと規則正しい音が聞こえた。不思議に思いながら近くの木を見ると一番小さなキツツキのコゲラが一生懸命首を打ちつけていた。


やっと掘り起こしたクズの根っこから芽が出ています
全長15cmくらいの最小の啄木鳥

小さなジロボウエンゴサクが花をつけているのを見つけた。本当に小さな株で花もわずか4輪だった。長崎では普通に見られ珍しくも何ともなかったが、関東では同じケシ科キケマン属のムラサキケマンの方がポピュラーだ。


スミレを太郎坊と呼んだ地方の方言からという

何処からか土をつけた色の無い小さなアマガエルくらいの蛙が出てきた。冬眠から覚めて這い出してきたのだろうか?まだ水が何処にもないのに何処から来てどこへ行ったのか不思議だった。