フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

荒川河川敷には多くの草花が群生しています

2011年04月29日 19時18分36秒 | 花の和名
トウダイグサ科のノウルシは最盛期を過ぎて黄色い苞葉の色が褪せイボイボのついた蒴果を立てているが、ドウダイグサは若々しい色で一部では群生している。
ノウルシは国の準絶滅危惧(NT)だが荒川左岸の河川敷には普通に見られるのにトウダイグサは場所が限られ、かえって希少種のような感じさえする。


花序の付き方が昔の照明の燈台に似るのが名の由来
トウダイグサの蒴果にはイボイボが無い

ゴマノハグサ科のムラサキサギゴケは少し湿ったような所では足の踏み場もないくらいに群生し、カラスノエンドウは早くからマメ科独特の蝶形花をつけて盛り上がり、アリアケスミレの群生地では主役がチガヤに変わりつつある。


花の形がサギを連想させるのが名の由来


チガヤの若い穂はツバナといいほのかに甘い