フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

エゾノギシギシとオオアレチノギクの姿に改めて感激

2011年08月02日 22時04分33秒 | 花の和名
土屋築堤の堤防下に去年は群生したカワラニンジンはまだほとんど見られなかった。代りに焦げ茶色に変色したエゾノギシギシの姿が目に付いた。濃薬で枯れてしまったのだろうと思ったがそうでもないらしい。

手前にあった株をよく見ると枯れた茎と若い緑色の茎が同じ株から伸びている。どうやら2世代が同居しているらしい。若い穂をよく見ると翼の半分にギザギザがありエゾノギシギシだ。焦げ茶色になるのは枯れて自然にそうなったようだ。

オオアレチノギクが総苞を花のように開いていた。花は舌状花が殆ど見られず筒状花のみだが筒状花がきれいに散り落ちてしまったようで平開した総苞が花そのものだった。雨風のなせる業なのだろうが初めて見た気持ちだった。