フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ヘクソカズラの赤い色の強い個体が増えています

2011年08月17日 07時11分27秒 | Main
荒川堤や自転車道迂回路は夏の除草が行われていないので色々な蔓植物が跋扈している。ガガイモやクズ、アレチウリそしてヘクソカズラ等が伸び放題で自転車道は少し狭くなっている。でも東日本大震災の復興の為の節約なのは納得し、ツーリングの自転車も見通しが悪い所は減速して走っているようだ。

それにしても赤いヘクソカズラが急激に増えた気がする。確か一昨年に迂回路の一部で赤い個体を見つけて、珍しかったが今年は本当に一般化している。単なる突然変異ではないようだが原因は分からない。


花はもっと赤い個体がありますが、蕾から赤色です
白い個体は清潔に見えるのが不思議です

盛土堤防ではセイバンモロコシなど高茎植物の先端にショウリョウバッタの死骸が目に付く。最初は枯葉色の個体かと思ったが体のあちこちに白い菌糸の固まりのようなものが付いている。周囲を見みると結構おかしな格好で死んでいる。
調べてみるとカビや細菌が原因のようだ。昆虫病原性糸状菌(カビの仲間の微生物)の一種は胞子を拡散させやすくするためにバッタを高い所に移動させ、そこで息絶えさせるらしいともあった。
ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)は日本のバッタでは最も大きく斜め上に尖った頭部が特徴という。


よく見ると2匹が絡んで死んでいます