フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

秋の荒川河川敷を彩るタデ科の植物 No1 ミゾソバ

2011年10月07日 22時09分41秒 | 花の和名
赤と白の花のコントラストが鮮やかな群生に自転車を止めてカメラを取り出した。ミゾソバの群生だった。

ミゾソバ(溝蕎麦)はタデ科の水辺や田の畔に群生する1年草。文字通り溝近辺に生える蕎麦が名の由来で、別名ウシノヒタイは基部がほこ形に張り出した葉の形が牛の顔に似ているからだ。


花被の上部が赤いのは蕾でよく分かります

花は枝先に10数個かたまって付き、花被は長さ4~7mmで5裂し裂片の上部は紅紫色、下部は白色で、花の後には花被は痩果を包むという。
とすると白く見えるのが蕾や開いた花で、赤く見えるのは咲いた後実を包んでいる花被の色なのだろう。


ハラナガツチバチも吸蜜に大忙しでした