フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ハナウドが咲き始め、ヒメジョオンが咲き乱れている荒川河川敷

2013年05月04日 07時29分26秒 | Main
河川敷にセリ科のハナウドが咲き始めた。でも花序をよく見ると周囲の花は開いているが中の方は蕾が多い。周囲の花が大きいのはハナウドの特徴だが、咲くのも周囲からのようだ。
小さな白い花のかたまりが14~5個集まって大きな複散形花序を作って、大形の花がこれから初夏の荒川河川敷を美しく彩る。


ハナウドは花火のように放射状に花序をつけます

そして今河川敷に一番多いのは白やピンクの花をつけたハルジオンだ。大正時代に観賞用に移入した北アメリカ原産の多年草といわれるが、野生化して繁茂している。
今や増えすぎて、オオブタクサと同じ要注意外来生物にされているのは何となく気の毒な気もする。


ピンクの蕾はデンデン太鼓を思わせます

ハナウドと同じセリ科でも草全体が小さく花序も小さいエキサイゼリは普通小さな花弁の先を内側に丸めることが多いが、陽を受けて白い花を全開にしていた。
環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)だが、荒川河川敷には比較的多く見られる。


雄しべは5本で花柱は2個というが、確認はちょっと無理