サクラソウ自生地ではレンリソウが最盛期を迎え、4~5個かたまって花をつけた株が多く見られる。
レンリソウはマメ科の多年草で名の由来がロマンチックだ。小葉が一つの葉のようにつながって対生しているのを連理の枝になぞらえた。連理の枝は中国の伝説で男女の深い契りの象徴という。
埼玉カテゴリーでは絶滅危惧ⅠB類(EN)のレンリソウ
スイトピー属なのが納得
近くの鴨川の河川敷はナヨクサフジで赤紫色に染まっている。ナヨクサフジも今が盛りのようでかなり広くなった。ヨーロッパ、東アジア原産で1943年に渡来が確認されている外来種。筒状の部分(爪部)が先の開いた部分(舷部)の倍くらいあり、花柄が萼にT字状につくのが特徴。在来種のクサフジより華やかで早く咲き
繁殖力が強くてコスモポリタンの典型だ。
さくら草橋から撮影
新大宮バイパスの陸橋の両側にあるセンダンも花の盛りで白と紫の花がひしめいてついている。
遠目には花が薄紫の雲のように見える
花は5弁で蕾と雄しべの筒が赤紫