フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

新宿御苑で巨樹に見とれ、心身ともに爽快になりました

2013年05月10日 07時05分18秒 | Main

新宿で以前の会社の同期の集まりがあるのでその前に久し振りに新宿御苑に行ってみた。
調べてみるとユリノキやホオノキの花が見ごろという。


開けた所から見るユリノキの大きさにはびっくり

近くに行くと花径5㎝くらいのチュウリップ型の花が木いっぱいについている。花の基部のオレンジ色の斑がおシャレだ。

たくさんの雄しべの中に細い円錐形の雌しべらしきがあるが花床が膨らんだもの。周りを雌しべが覆っているようだ。葉の形からハンテンボク(半纏木)の別名がある。

ホオノキも同じモクレン科の落葉高木で花と葉は日本の樹木の中で最も大きいという。
花径約15㎝の花は芳香があるが、花の寿命は短く開花後雄しべはすぐに落ちてしまうという。


雄しべはもう見えません。朴の葉で包んだ朴葉味噌は高山の名物


雄しべは長さ約2㎝、花糸が赤色で葯が黄白色

小一時間ほど園内を散策しているうちに何となく足が軽くなり、全身に生気が戻ったような気持ちになった。自分の変化に驚きながら、これが森林の晴らしさなのかと思った。