フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

同じ植物でも生育地によってかなり生長に違いがあります

2013年05月28日 10時06分56秒 | Main
クララはマメ科の多年草で名前に似合わず在来種だ。
長い花穂に筒形の先だけが少し開いたおかしな花をいっぱいにつける。これでもマメ科特有の蝶形花というがどう見ても蝶の形には見えない。
今年は堤防のノリ面にも早くから大きな株が見られた。南面だけに成長が早く自生地ではまだ花穂とは言えない穂が伸びだしただけなのに立派な花をつけた花穂をたわませていた。

生える場所によってこうにも生長が違う見本みたいだが、刈られる心配のない自生地と違って除草作業が行われ始めた堤防では急ぐ必要もあったのだろう。
ハチ(アブ?)が吸蜜に来ていたのでどうやら花の構造が分かったが、肝心のハチの名前が分からない。口吻がかなり長いようだがご存知の方はお教えいただきたい。

今まで見たことがなかった浦和ゴルフ近くの堤防でジャコウアゲハがアカツメクサを巡って吸蜜していた。自生地で羽化した成虫かも知れないと嬉しくなってシャッターを押した。


写真はいずれも5月22日撮影です。