荒川河川敷で今目立つのはセイタカアワダチソウ。
多いのはコセンダングサとアキノウナギツカミで、コセンダングサは実をつけ始めているのも多く、うっかり近づくと刺をいっぱいつけられて始末に悪い。
そそっかしいトンボもいるもので羽を引っかけてしまったようです
イヌホオズキも多い。白花ばかりの大きな群生があって、薄紫の群生もみられた。白花は史前帰化植物のイヌホオズキ、薄紫の花は戦後侵入した外来種のアメリカイヌホオズキと決め込んでいたが、どうもそう単純でもないらしい。
必ずしもイヌホオズキではないようです
茎が細く枝分かれが多くて横に広がるのはアメリカイヌホオズキの特徴で、実は一か所から出て艶があるともいうが、花は必ずしも薄紫ではないのが厄介だ。
薄紫が鮮やかに見えたアメリカイヌホオズキ
いずれにしても両種ともナス科ナス属でナス科にはニンジンやジャガイモそしてトマトなど食用になるものが多く、ナス属の雄しべは5個で葯が花柱の周囲に着いて先端から花粉を吐くという。