フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

野菊が咲き、コセンダングサやアキカラマツも見られました

2013年10月22日 19時16分51秒 | Main
野菊が見ごろと思い塚本の横堤に行ってみた。北側のノリ面にかなり群生していたが、去年のように大きな群生はなく堤防上はすっかり刈られてしまっていたのは残念だった。

コセンダングサも今が一番の盛りで小さな黄色い花を一面につけている。あまり花らしくない花だが、蝶や蜂が忙しく訪れていた。普通は管状花のみだが白い舌状花(花弁)を付けたコシロノセンダングサも見られる。


花弁のあるコシロノセンダングサは堤防下で見られました

アキカラマツの大きな茎は先日の台風26号で倒されてしまったようだが多くの花をつけていた。荒川河川敷ではノカラマツは多く見られるが、アキカラマツはここでしか見た事がない。山や高原に多いのだろうが、全国的にはノカラマツが 絶滅危惧Ⅱ類(VU)でアキカラマツは希少種ではない。
両種ともキンポウゲ科の多年草で、花は全く変わらないがアキカラマツは小葉が円いのですぐに区別できる。


花は葯が目立ち、ミツバチも花粉を集めに来ているようです