笹目川のほとりに2本のピラカンサがたわわに実を付けていました。橙色のタチバナモドキ、赤い実のトキワサンザシ2本の木とも枝がたわむくらいに実をつけています。
ピラカンサはトキワサンザシ属のラテン語名。バラ科の一つの属名だ。バラ科トキワサンザシ(Pyracantha)属の日本に生育している種には上記の他にカザンデマリ(ヒマラヤトキワサンザシ)があるが、トキワサンザシより実が大きいくらいの区別点しか知られていないようだ。
橙色の実を付けるタチバナモドキ
タチバナモドキやトキワサンザシの豊富な実は小鳥たちの絶好の食べ物だと思うが、全く見向きもされず冬遅くまで残っている。美味しくないより、有毒なのが原因のようだが、ほとんどの実が無くなる3月までにはきれいに無くなる。自然の摂理には本当に感心するが、春間近には毒性が薄くなり小鳥たちの命の糧になるようだ。
赤い実が本当に重そうなトキワサンザシ