7月6日に人工授粉したキカラスウリの第1号果実を仔細に観察してみた。実って25日の果実だ。大きさは8X7cmで09年12月7日に採取して保管していたのより一回り大きかった。
09年に採取した果実は何もせず本箱の上に置いておいただけで、水分が抜けて小さくなったようだ
8年前のは完全に熟していたが、今回はどうなのか興味があった。開けてみると中は黄白色で4列に種子になりかけが規則正しく並んでいた。ほじくろうとしたがまだワタになっていず固くてダメだった。
これぞウリ科の果実だ
小刀でほじくりだした。口に入れると最初は苦みを感じたがあとは殆ど味は無く種子の固さだけを感じた。いくら噛んでも噛みきれず結局は吐き出してしまった。種子の殻だけができ中身はこれから実る状態だった。外見は立派だが中はまだまだ未熟だった。でも果実になって1ヶ月にもならないのでは当然なのだろう。
縦は8㎝
横は7㎝。このくらいが成熟したキカラスウリの大きさだ
重さは220グラム
キカラスウリの花と果実(09年7月23日から12月29日)も参照してください。