処暑の朝は久し振りに澄んだ青空が広がった。
今年は横着して朝は7時まで寝ているが、今日は二十四節気の処暑なのでサクラソウ自生地に行くために5時30分に家を出た。途中17号の歩道橋の所ではミンミンゼミだけが鳴いて静かだった。南国育ちのクマゼミは温度が関係するのか、もともと寝坊助なのか帰りに8時近くに通りかかったときは盛大に鳴いていた。
サクラソウ自生地はこのところの雨模様で観察路の一部はぬかっていたが水たまりは無かった。相変わらずコバギボウシが全域で花をつけ、センニンソウが白い花を集団で咲かせ始めた。
クマバチはコバギボウシの花の根元に穴をあけ蜜を盗み取ります
ミズタマソウやアゼオトギリの花も見られ、ノブドウ、ヘクソカズラ、ヒルガオなどの蔓植物が全域で見られたがツルマメやヤブツルアズキはまだ花が見られなかった。
アカバナ科のミズタマソウは2数性で萼片2、花弁2、雄しべ2です
さいたま市活動サポートセンターのH.Pの田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のページに「コバギボウシとセンニンソウが花盛りです」をアップしましたのでご覧下さい。
鴨川べりのクヌギの木には樹液を求めてキタテハ、スズメバチが来て少なくなった樹液を仲良く必死に舐めていました。