今迄気づかなかったご近所のツル植物を眺めてみると結構面白い。野生はヤブガラシとヘクソカズラが両横綱だ。でもこの2種は手入れの行き届いた庭や生垣には観られない。せいぜいカラスウリが絡んでいるくらいだ。
カラスウリは雌株と雄株が10メートルくらいの近くにあるのは果実を多く付けている。でも、100メートルくらい離れた所になると殆ど果実が無い。よくよく探してやっと1つ見つけたのは、少し経って行ってみると何処にも見られない。やっと探し当てたのは殆ど腐りかけていた。
正規に受粉できなかったのでしょうか
人為的な緑のカーテンはゴーヤとフウセンカズラが双璧だ。ゴーヤはまだ実をつけていないようだがフウセンカズラは熟した実も付けている。見事な緑のカーテンで見た目も涼しいお宅があった。
若緑色がさわやかでいかにも涼し気です
所々に熟した実と小さな白い花がいいアクセントになっている。
フウセンカズラはムクロジ科の一年草で、野生化しているのもあって08年には採ってきて中を開けてみた。
中には3個の種子が入っています
種子にはハート形の模様があるのが特徴です