フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

大きなキカラスウリは裏側から食べつくされていました

2018年01月21日 18時22分29秒 | 身辺雑記

キカラスウリはほとんど変化が無いまま1月も21日になった。昨日塀の上に乗ったキカラスウリを見ると穴が開いていそうだった。ハッキリは見えないが中身も少なくなっているようだった。近くにつがいらしいヒヨドリが2羽来ていたが食べに来た気配は全く感じなかった。
今朝はどうなっているだろうと思い昨日の実を見ると穴が大きくなっている。中身は殆どからだった。やはり早朝に来たのだろうか。それにしても他の果実は何ともない。何とも不思議だった。

穴が開いているのは昨日の朝気付きました

横に穴が広がって中身はほとんど無いようです

「割って置いておけば必ず食べに来るのでは」との女房殿の提案をやってみるついでに前から目をつけていた大きくて形もいい実を採ろうと思った。
脚立を一本にして立ててやっと手が届いた。蔓を切ろうと手に取るといやに軽い。何と裏側に穴が開いていた。覗くと中身は空っぽだった。


普通ではとても手が届かない高さで大きさは10㎝はありそう

裏側を見ると中身はきれいに食べつくされていました

さっきも枯葉を採り始めたら前の方の電線で普段聞かないような鳴き方で鳴いていたヒヨドリの仕業だろうか。自分たちで見つけた餌はこっそり自分たちだけで食べるつもりなのだろうか。裏に穴を開けたのは人間だけでなく他の鳥に気付かれない為なのだろうか。
食べられると分かったら大挙してきてすぐに食べつくすと思ったのは間違いだったらしい。人間も怖いが今の時期の食べ物は本当に貴重なのだ。極端に食べ物が不足する今の時期は自分たちが見つけたものは自分たちだけで独占するのが生き残るための小鳥たちの知恵のようだ。

きれいに中身が無くなって萎み始めた実が庭の片隅に落ちていました