久し振りに朝早く行ったサクラソウ自生地はオニユリが満開だった。花被片はこれ以上は無理なくらいそっくり返り、長い花糸の先に赤茶色の 葯を吊り下げている。殆ど種子は作らず繁殖はもっぱらムカゴに頼っているのに虫を引き寄せる必要があるのだろうか。花が一回り小さいコオニユリは種子で繁殖し、珠芽は付けない。
ノカンゾウは赤色の濃いベニカンゾウが殆どになった。ノカンゾウの蕾を熱湯で湯がいて日干しにしたものを金針菜といい、不眠症、利尿に効能がある生薬という。APG分類ではススキノ科とされる一日花だ。
自家受粉を避けて雌しべは一本だけで伸びています
全域でヒルガオの花が見られた。涼し気な色に似あわず根での繁殖力が旺盛で、畑にいったん侵入すると取ってもナカナカ根絶やしできず畑の強害草とも言われる。
観察路の両側にユウガギクの花も見られるようになりました
朝行ったおかげで今シーズン初めてコカモメヅルの花と出会いました
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