田島ケ原サクラソウ自生地ではナンバンギセルが花を咲かせています。ナンバンギセルはススキの根などに寄生するハマウツボ科の一年草。万葉集には思草として詠まれている。花がついているのは茎ではなく長い花柄という。
花は下向きに咲いているので中はナカナカ見にくいが、そうとなると尚見たくなるのが人情で、カメラで一生懸命覗いてみた。
大きな黄色い柱頭は重いのだろう下を向いている。柱頭にはハナグモが来ているようだ
サクラソウ自生地は桜草公園の中にあり、役所の管轄が違う。縦割りの弊害で色々不都合があるが、今回それが現場の知恵で一つクリアーされた。自生地の柵と公園の道路との間は管轄が微妙で両者とも手を付けず、放置状態になっていて管理不行き届きで見苦しかったが、今回作業員さんたちがきれいに除草してくれた。これで少しは自生地らしくなった。
敷石と柵の間が常に草ぼうぼうだったが自生地全体がきれいになった感じだ
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