フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

小さな虫たちは台風9号を元気にやり過ごしました

2016年08月25日 22時11分59秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

23日は二十四節気の処暑で田島ケ原サクラソウ自生地に取材に行った。前日に11年振りに関東に上陸したという台風9後の影響でかなり荒れ模様で観察路は殆どが冠水していた。
そんな中でも小さな虫たちは何処に潜んで難を逃れたのか取り敢えずの青空の下に姿を現していた。一番最初の所で出会ったのはツチイナゴの幼虫だ。成虫は黄褐色になり体も大きくなるが、幼虫は小さい。でもツチイナゴの特徴の目の下に涙のような線がある。

カニグモ科のアズチグモは体長は6~9㎜と小さいが真っ白だったので目についた。でも色は変異が多く黄緑や黄色、褐色の斑紋が入るものなど様々のようだ。普通は花に潜んで昆虫を捕らえる。大きくしたら眼鏡をかけているようで愛嬌がある。

花は2数性で雄しべ2、白い花弁2は2裂し、緑色の2枚の萼は花弁より大きく見える約5㎜くらいのミズタマソウの花も咲いていた。

さいたま市市民活動サポートセンターの田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のH.P.もご覧ください。


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