フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

放棄水田や荒地に群生するヤナギタデとアキノウナギツカミ

2010年10月28日 22時13分09秒 | 花の和名
刈り株から伸び出したひつじ(稲孫・穭)が穂をつけているのがみられた。隣りの放棄水田ではヤナギタデやホソバミソハギが紅葉していたが面白い事にヤナギタデの葉は若葉色のものも多かった。

ヤナギタデはホンタデ、マタデとも言われ栽培品は刺身のつまにされる。試しに葉を噛んで見たらビックリするくらい辛かったが、よく似たボントクタデとの見分けはこれが一番という。名の由来は柳に葉が似ている事からという。


花被は淡緑色で先だけ赤い

久し振りに塚本水田の農道を奥に行って見ると野菊が群生して白い花を咲かせていたり、荒地にはアキノウナギツカミが一面に繁茂していた。アキノウナギツカミは茎についた下向きの刺でウナギがつかめるというのが名の由来のタデ科の一年草。

秋のという以上他の季節に咲くウナギツカミがあり、高さ約30cmと小さく春から夏にかけて花を咲かせる。でもこの2つは同種で生育環境に適応し、異なる形質が遺伝的に作られたものとも言う。

さいたま市の荒川堤と水田に咲く花のHPにキク科は約900属の最大の科で頭花をつけるのが特徴ですをアップしました。

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