キュピィ、キュピィ、キュピィと鳴き声と共に近くの田んぼから4~5羽が飛び立った。今日は一か所に固まらずアチコチに分散していた。
手前のムナグロは未だ夏羽になっていません
ムナグロは春秋の渡りの途中に全国各地に飛来するチドリ科の旅鳥という。大きさは約全長24㎝、スズメの約倍だ。
英語名はAmerican Gold Plover金色チドリで背の色から
AM8時30分頃でもオオマツヨイグサは大輪を開いていました
何処から土を持ってきたのでしょう?色鮮やかな園芸種?
手前のムナグロは未だ夏羽になっていません
英語名はAmerican Gold Plover金色チドリで背の色から
AM8時30分頃でもオオマツヨイグサは大輪を開いていました
何処から土を持ってきたのでしょう?色鮮やかな園芸種?
朝6時頃、青空がいっぱいに広がっていた。途中富士山がよく見えたので荒川堤防に直行した。
堤防内の田圃はほとんどが田植えを終わっています
堤防の斜面にきれいな赤紫のクサフジの群生が見えた。今年初めてで色々撮ってきた。
ヘラオオバコとの競演もありました
パソコンで見ると花の先の広がっている部分より筒の部分がかなり長い。クサフジじゃあなさそうだ。しばらくしてヨーロッパ原産のナヨクサフジでは?と思いだした。旗弁の立ち上がって幅の広い部分(舷部)は幅が狭い部分(爪部)よりもハッキリ短く半分くらい。
先端の広がった部分の舷部は爪部の半分くらいです
花の柄は萼の下側にT字型につくのはナヨクサフジの特徴。
二十四節気の田島ヶ原サクラソウ自生地の立夏の項にヤエムグラが盛りでハナムグラは蕾の付き始めですをUPしました。遅くなりましたがご笑覧下さい。J
半年ぶりに野川公園自然観察園に行ってみた。
アカネ科のヨツバムグラの小さな花
林の中で咲いていたキンラン
驚いたのはセリバヒエンソウが園内至る所に繁茂していた事だ。確か4~5年前に外来種だからと全て掘り起こして駆除した筈なのに今日はアチコチで群生もし、点在もしていた。
逸出帰化種だが花の色もきれいだし形は文字通り飛燕のようで面白く私は好きな花だ。でも今年はさいたま市の河川敷にも急激に増えた様な気がしていたので、今日の繁茂状況を見て少し心配になった。
セリバヒエンソウはスターフルーツのような実をつけます
外来種だからと云って一概に排斥する必要はないだろうが、とにかくその繁殖力は脅威だ。河川敷ではよく似た葉のヤブジラミと混生していたが、問題は在来植物への影響のあるなしだろう。
二十四節気に見る田島ヶ原サクラソウ自生地の穀雨・白花サクラソウは19日にようやく一輪咲きましたをUPしました。
今日は二十四節気の立夏だったが日中は30℃くらいまで上がったのではないだろうか。
サクラソウ自生地ではスイバに加えオギも伸び始めて花の盛りを迎えたチョウジソウも観察路に近いもの以外はナカナカ見難い感じだ。
サクラソウは周囲の植物が伸びて自分も極力太陽を受けようと葉を大きくしている。その写真を撮ろうとしたらたまたま八重のような裂片の多い個体が目に付いた。
花も普通より大きいのになんと立派なサクラソウの葉でしょうか
拡大してみると裂片は10枚だ。目の中には8個くらい小さなものが見える。花も少しすがれているようなので葯が小さくなったものなのろうか?
夕方荒川堤防上で自生地の生き字引のような田口さんと会った。早速その花の話になり3日前に見つけたと云う。でもかなり前から咲いていたのだろうとの意見は一致した。覗いているのはやはり葯とするとこれは前の10裂や9裂の花と違って短花柱花なのだろうか。
真中の目から覗いているのは痩せた葯でしょうか
今河川敷ではギョシギョシ、ケケチケデチなどと大声で鳴いているのはオオヨシキリ。
オオヨシキリ(大葦切)はスズメ目ウグイス科のスズメより大きい(全長約18㎝)夏鳥としてさいたま市の荒川にも飛来。ヨシ原を生息地とする賑やかな小鳥だ。
向かいの荒れ地の樹上と競うあうように鳴いていました