フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

今年はシオデの生り年のようです。ノカンゾウが一輪見られました

2013年06月09日 09時38分04秒 | Main

大きく育ち密集している日当たりのよい田んぼ側のオオブタクサを3日間かけて抜いた。
ヨシの近くに生えているのはとにかく早く伸びようとヨシを追い越してもう2m以上になり、葉を茂らせている。幹もかなり太くはなっているがひたすら天を目指して枝分かれはせず、根はまっすぐに伸びてあまり深くないので,、真上に引き抜くと簡単に抜ける。


今年河川敷に大発生しているシオデの雌花

それに対して雑草が伸び始めた春先に農家の人が耕作機で掘り返した2~3m幅の所に生えたオオブタクサは上に伸びず根際から枝を広げて大株を作っていた。
陽を遮るものはないので上を目指さなくても葉さえ広げれば大きくなれる。でも弱みは耕作されたところだけに地面は柔らかい。根をしっかり張らねばならないのだろう、比較的太く長く横に伸びていた。環境に適応する植物の妙だ。


シオデは雌雄異株。白い雄しべがたくさん見える雄花

終わって前日抜いた所を通って戻ろうとしたらノカンゾウが一輪咲いていた。今年初めてで作業の疲れも忘れてシャッターを押した。


荒川河川敷には赤みの強いノカンゾウが多い


犬も歩けば棒に当たるの言葉が頭に浮かんだラッキーな日でした

2013年06月01日 18時49分43秒 | Main
犬も歩けば棒に当たるとはまさに今日のような事でしょう。
自生地のウマノスズクサに向かいながらジャコウアゲハがいたらと期待していました。。何と願いどおりに来ていました。それも雌でした。ウマノスズクサの周りをフワフワ飛んで逃げる気配はありませんでした。産卵かもと期待してカメラを構えるとまさに予想通りでした。夢中でシャッターを切った内の一枚が見事産卵をとらえていました。


飛び去った後を確かめると卵が2個付いていました

昨日Tさんに教えてもらった向かい側の葉の裏を見ると3個の卵の真ん中に虫が来ていました。「不埒な虫メ!」と思いながら取り敢えず撮ってきたのをパソコンで見るとなんと孵化した幼虫でした。真ん中の卵が一番早く孵化たようです。


ネットの例でも卵は翌日に孵化していました

土手の南面のクララには相変わらずハチや甲虫が来ていました。クマバチも飛んできたのでカメラを向けながら、花にはもぐり込めないと思った通り、途中に穴をあけた盗蜜現場をゲットしました。