大きく育ち密集している日当たりのよい田んぼ側のオオブタクサを3日間かけて抜いた。
ヨシの近くに生えているのはとにかく早く伸びようとヨシを追い越してもう2m以上になり、葉を茂らせている。幹もかなり太くはなっているがひたすら天を目指して枝分かれはせず、根はまっすぐに伸びてあまり深くないので,、真上に引き抜くと簡単に抜ける。
今年河川敷に大発生しているシオデの雌花
それに対して雑草が伸び始めた春先に農家の人が耕作機で掘り返した2~3m幅の所に生えたオオブタクサは上に伸びず根際から枝を広げて大株を作っていた。
陽を遮るものはないので上を目指さなくても葉さえ広げれば大きくなれる。でも弱みは耕作されたところだけに地面は柔らかい。根をしっかり張らねばならないのだろう、比較的太く長く横に伸びていた。環境に適応する植物の妙だ。
シオデは雌雄異株。白い雄しべがたくさん見える雄花
終わって前日抜いた所を通って戻ろうとしたらノカンゾウが一輪咲いていた。今年初めてで作業の疲れも忘れてシャッターを押した。
荒川河川敷には赤みの強いノカンゾウが多い