フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

キカラスウリの開花2・3号と花芽1号を見つける

2017年06月07日 18時05分29秒 | 身辺雑記

6月1日朝にベランダより開花2号を発見する。朝と言っても8時59分でカラスウリならとっくにしぼんでいる時間だが、キカラスウリは昼近くまで花開いている。
前日の開花1号は午後だったのでさすがにレースが縮んでいたが、今朝は本物の花を見られた。でもまだ花は小ぶりのようだ。少し奥の方には蕾も見られた。

花の中央には緑色の3裂した柱頭が見られる

21時50分ごろベランダから見ると朝の蕾が開花していた。2日朝に開花3号となった花をベランダからと一階からも観察した。

ベランダからフラッシュがやっと届いた開花3号

6月2日7時10分撮影の開花3号

そしてこの日は塀のすぐ近くで、もう少しで外から見える所に花芽1号を見つけた。

あと何日で花開くのか楽しみです


虫こぶかと思ったら菌が原因の菌こぶ(菌えい)との事です

2017年06月04日 11時15分07秒 | 荒川河川敷

荒川左岸堤防や横堤に群生していたセイヨウアブラナにこのところ奇怪な虫こぶのようなものが多く見られるようになった。花が咲いていた時には何も感じなかったが果実の莢になったら極端に目立つようになった。

こんなに多くの奇妙な形の黒いものが付いています

恐らく虫こぶだろうと思ったが、セイヨウアブラナなんとかフシというのは無さそうだ。ネットで調べてみるとアブラナ科類白さび病で花序基部が肥大化しコブ状になるとの記事があった。虫が原因ではなく菌が原因の菌えいだという。

それにしても奇妙奇天烈の形です

日本原色虫えい図鑑には「アブラナ科植物の白さび病はその特異な病徴によってよく知られている。本病は葉や茎にも発生するが、花の局部的肥大に大きな特徴がある。1個の花が数倍にも肥大して奇形を呈することもあれば花弁が主に肥大する場合、子房がおもに肥大する場合がある」とあった。
取り敢えずは納得せざるを得ないが、どうしてこんなにも発生したのか謎だ。


念願の広島の友人の墓参りが5月28日に5人で実現できました

2017年06月01日 15時52分04秒 | 身辺雑記

5月28日から友人5人と念願の広島の友人の墓参りに行ってきた。
広島空港周辺いたる所にオオキンケイギクが繁茂していて、まずビックリした。大輪の花が群生し、ノリ面を覆うさまは本当に華やか美しかった。
でも、オオキンケイギクは北アメリカ原産の06年に特定外来生物に指定された要注意外来生物だ。日本の侵略的外来種ワースト100でもある。在来種に悪影響を与え生態系が乱されるのが理由だが、これだけ見事に咲いていると、緑化政策で植栽しておいての禁止なので何とも言いようがない。まさに人間様の勝手だ。

北アメリカ原産のオオキンケイギク

学生時代以来久し振りに再開したのは2002年3月9日鳥取でだった。この時は我々クラスのリーダー的存在だった鳥取の友人の墓参りだった。7年前に亡くなっていたが現役時代には来られず、多くが定年退職して自分の時間がとれるようになって実現した。

その旅行を切っ掛けに毎年旅行をするようになった。学生時代の友人のいる所を主に05年の4回目には今回の彼の広島にも訪れた。07年の新潟・佐渡旅行では少し認知症気味を感じたが、翌年の仙台・作並旅行はドタキャンになってしまった。
キャンセルを告げられた時、学生時代の気安さで思わず「ボケた?」と聞いたのが癇に障ったのだろうか、以来連絡が途絶えてしまった。昨年あまりに音信不通なので思い切って連絡したころ、2年半前に亡くなったとの事だった。とにかく墓参りくらいはしたいと今回の旅行が実現した。

一番上の真ん中に見える友人のお宅の墓

お宅にお伺いしたら、おじいちゃんが亡くなって10日後に誕生したという次女の息子が健やかに育っていた。まさに彼の生まれ変わりだった。
お墓は町を見下ろす高台の上に建っていて人のいい彼が素晴らしい景色だろうと自慢している顔が目に浮かんだ。

でも、これは地元の風習なのだろうがお位牌が無く、お墓は累代の墓で個々の名前や没年が一切無かったのは何となく不思議だった。

お墓への道筋に止まっていたトンボエダシャク