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I

2021-06-27 | 池波正太郎

 



池波正太郎
『剣客商売十三 波紋』★★★


引き続き新装版にて。
あと残るは三作品 同様一気に読み進めたい。
けど、わたしのクセで最後の最後読むのが惜しい気持ちになり、
(司馬遼太郎の街道をゆくシリーズが言える)
番外編もあることだし、そちらを先に読むのもありかなとか。


この作品は昭和58年11月新潮社より刊行された。
 
 
 
--------(抜粋)


小兵衛の剣友を見舞った帰途、大治郎の頭上を一条の矢が疾った。心当たりはなかったが、これも剣客商売ゆえの宿命か。「お前が家を出るときから見張られていたのではないか」小兵衛の一言で大治郎は、次の襲撃を呼び寄せるように、下帯ひとつの裸身で泰然と水浴びをはじめた――「波紋」
旧友・内山文太を想う小兵衛の心情を描き格別の余韻を残す「夕紅大川橋」など全5編
第13弾
 
 
--------
 
老境に入った小兵衛・・トーンダウン考えさせられる別離
哀愁がそこはかとなく漂う十三巻 
そこを池波さんと重ね合わせて読んでしまう。


さておはるがよく船を漕いでいる大川は今で言う隅田川



江戸時代の大川の風景

 
 
 
 
 
 
 
 
 
★追伸★
 
茲愉有人さん! 11巻の表紙の場面教えていただきましてスッキリです!

>「夕闇がせまる峠路で、・・・・中島伊織が途方に暮れて立ちつくしていた。」
 
 
 
>wasaviさん
>Knsw0805さん 拙い備忘録ですが、引き続きよろしくお願いします!
 
返信メアドがなかったのでこちらから失礼しました。

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