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I

2021-06-26 | 池波正太郎

 

池波正太郎
『剣客商売十二 十番斬り』★★★★


引き続き新装版にて。
 
 
 
この作品は昭和55年9月新潮社より刊行された。


「書く楽しみと苦しみ」
解説の常盤新平の話が気になり『銀座日記』も読んでみたくなった。
(こちらは昭和58年から『銀座百点』池波さん還暦のエッセイらしい)
 
 
 
 
--------(抜粋)


「まだ…まだ死ねぬぞ、まだ十人あまりもいる…」死病に冒されながら、世話になった村に巣くう無頼浪人どもの一掃を最後の仕事と心に決め、ひとり剣をにぎる中年の剣客・村松太九蔵。その助太刀に小兵衛の藤原国助作二尺三寸が冴える「十番斬り」
小兵衛の亡妻お貞への情愛を彷彿させる「白い猫」「密通浪人」
[辻斬り]事件のその後を描き味わい深い一編「罪ほろぼし」など、シリーズ第12弾
 
 
 
 
-------

私的には最初の『白い猫』がどういう展開になるのかハラドキだった。
素知らぬ顔をして出かける小兵衛の心意気にうなずけるお話
 
少々ピークを過ぎて終盤へ向かう十二巻
 
人の世の儚さよ・・











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時代劇の『剣客商売』
大治郎がいつの間にか渡部篤郎から凛々しい人へ。
同じく三冬も寺島しのぶへ。
どうしても小兵衛=藤田まことって感じがしないのよね。
おはるの小林綾子はピッタリ!
小説から入った方そう思いませんか?
だからと言って次作の北王子欣也の小兵衛も違うよなぁ 骨太過ぎる。
銭形の親分じゃんって(今は「徳川家康です」ですね!)
以前にも書いたかも?釣りバカ日誌で運転手を努めているあのおじさんが小兵衛っぽい(笑)

 

 

家人に苦笑されようが時代劇はおもしろい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


わんことお散歩中 思わず立ち止まって空を仰ぐ。

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