大学生の時に友達10人程が集まって、私のモノマネリサイタルを開催したことがある。
今でこそ、モノマネ番組が隆盛を極めているが、1970年代半ばのその当時は、モノマネ自体がまだ珍しかった時代だ。
場所は行きつけの河原町の飲み屋。
6畳程の座敷で宴会をやり、ある程度アルコールが回ったところで、主役の私がトイレでスーツに蝶ネクタイのステージ衣装に着替えて登場した。
まずは先輩や仲間内のモノマネから、京福電車の車掌や、近所のパチンコ屋の店内放送のマネで場の雰囲気を盛り上げる。
その後は、上田吉二郎、森田健作、田中邦衛、萩原健一、水谷豊、郷ひろみ、平山三紀、小野田寛郎さん、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、高見山などの芸能人、有名人で佳境へ。
ラストは、座敷の障子を開けて、他のお客にも全面公開のもと、誰かが持ち込んだ森進一のリサイタルのポスターの横で、友達のギター伴奏で「おふくろさん」を熱唱。
色とりどりの紙テープを受けながら、フルコーラスを歌い切った後は、満場の拍手喝采でリサイタルは幕を下ろした。
おまけは、飲み屋を後に二次会へと向かう途中の、新京極のど真ん中の、シャッターを下ろした洋品店の外側に備え付けられた螺旋階段の上から、ポスターを片手に「おふくろさん」を歌いながら降りてくるという余興だ。
道行く人からの声援を受け、気分は絶好調の有頂天だった。
あの頃私は確かにアホでした。
今でこそ、モノマネ番組が隆盛を極めているが、1970年代半ばのその当時は、モノマネ自体がまだ珍しかった時代だ。
場所は行きつけの河原町の飲み屋。
6畳程の座敷で宴会をやり、ある程度アルコールが回ったところで、主役の私がトイレでスーツに蝶ネクタイのステージ衣装に着替えて登場した。
まずは先輩や仲間内のモノマネから、京福電車の車掌や、近所のパチンコ屋の店内放送のマネで場の雰囲気を盛り上げる。
その後は、上田吉二郎、森田健作、田中邦衛、萩原健一、水谷豊、郷ひろみ、平山三紀、小野田寛郎さん、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、高見山などの芸能人、有名人で佳境へ。
ラストは、座敷の障子を開けて、他のお客にも全面公開のもと、誰かが持ち込んだ森進一のリサイタルのポスターの横で、友達のギター伴奏で「おふくろさん」を熱唱。
色とりどりの紙テープを受けながら、フルコーラスを歌い切った後は、満場の拍手喝采でリサイタルは幕を下ろした。
おまけは、飲み屋を後に二次会へと向かう途中の、新京極のど真ん中の、シャッターを下ろした洋品店の外側に備え付けられた螺旋階段の上から、ポスターを片手に「おふくろさん」を歌いながら降りてくるという余興だ。
道行く人からの声援を受け、気分は絶好調の有頂天だった。
あの頃私は確かにアホでした。