★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

白秋って知ってるかい?

2015年03月15日 22時43分42秒 | 徒然(つれづれ)

 青春の反対語が白秋だ。
 ちょうど私の年代だ。
 
 歌や本やテレビ番組のタイトルに青春はあるが、白秋はほとんど見かけない。
 あっても面白いんじゃないか。

 飛び出せ白秋。
 ビバリーヒルズ白秋白書。
 愛と白秋の旅立ち。
 出演者がアラ還ばかりになってしまうな。

 白秋の門。
 おん年60歳の信介しゃんの回想物語。
 白秋の墓標。
 浩平くん、生き長らえてるやん。

 白秋時代。
 白秋の詩。
 白秋の影。
 傷まみれの白秋。
 落ち着いた達観あふれるタイトルだ。

 白秋68きっぷ。
 老人割引か。

 白秋のほかにも、朱夏、玄冬があるが、これらを冠した歌やテレビ番組もないなあ。
 
 やっぱり、青春の若さには勝てないなあ。
 がんばれ、白秋。

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北原ミレイの怨歌

2015年03月15日 21時00分23秒 | 徒然(つれづれ)

 1970年代の歌謡シーンに、暗い曲を歌う女性歌手が台頭した時期があった。
 カルメン・マキ、浅川マキ、山崎ハコ、りりィなどが代表格だ。

 そんな中でも異彩を放っていたのが、「懺悔の値打ちもない」でデビューした北原ミレイだ。
 前述の女性たちがどちらかと言うと、アコギが似合うフォーク系の歌手だったのに対して、北原ミレイは純然たる歌謡演歌畑の歌手だ。
 持ち歌の歌詞は阿久悠、なかにし礼をはじめ、当時の一流どころだ。

「懺悔の値打ちもない」も衝撃的な歌詞だったが、それよりももっとショッキングな歌がある。

「春」だ。 

 歌詞もそうだが、歌唱する彼女の声から溢れ出す、物凄い情念には圧倒される。

 曲の最後の一節が衝撃的だ。

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