★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

【競馬】第75回桜花賞予想

2015年04月11日 22時55分36秒 | 競馬
 春のクラシックシーズンの到来だ。
 第一弾は桜花賞。

 牡馬を蹴散らし三連勝のルージュバックが私の自信の本命だ。
 当然1番人気が予想されるが、巷では多くの不安要素が取り沙汰されている。
 初めてのマイル、コース、多頭数、変則ローテ、牝馬限定等、突っ込みどころは満載だが、私の勘が正しければ、この馬はとんでもない大器だ。
 ウォッカやジェンティルドンナ、ブエナビスタやダイワスカーレットを超える名牝になる予感がする。
 桜花賞を難なく勝ってダービーに挑戦してもいいほどだ。

 ルージュバックの頭軸は固定だが、2着候補は多士済々だ。
 ルージュと同じく負けなしの三連勝のキャットコイン、クイーンズリング、堅実な実績で鞍上魅力のレッツゴードンキ、ココロノアイ、ディープインパクト産駒のコンテッサトゥーレ、クルミナル、アンドリエッテ。
 これら7頭を2、3着に固定の三連単は42点。
 高額配当は望めそうもないので、そこから絞り込んで、クイーン、レッツゴー、ココロ、アンドリの三連単12点勝負だ。
 
 頼むぜ、ルージュバック。
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パラレルワールドからの電話

2015年04月11日 19時44分54秒 | 徒然(つれづれ)
 ハシゴ酒の最後に、小さなバーで修二は飲んでいた。
 壁のスピーカーからは気だるいブルーズが流れていた。
 時刻は夜中の12時を回っていた。他に客はいない。今夜も飲み過ぎだ。

 カウンターに置いたスマホに着信が入る。凛子からだ。
「もしもし、ひとりで飲んでるんだけど、出てこない?」
 凛子の能天気な声が聞こえてくる。
「俺も飲んだくれ中だよ。どこで飲んでるんだ?」
「グリーンバック」
「嘘つけ」
「嘘じゃないわよ」
「へえ~、じゃあ俺と一緒じゃん」
「何言ってんのよ。今どこ?」
「グリーンバック」
「冗談言ってないで。どこなのよ」
「だから~グリーンバックって言ってるだろう。お前こそ、どこにいるんだよ」
「酔ってるのね。じゃあ、もういい」
 電話は切れた。
 なんだよ、自分から架けてきたくせに切りやがった。
 修二は架け直すのも面倒なので、そのままにしていた。
 マスターとブルーズ談義に熱中しているうちに、電話のことは忘れていた。
 1時半過ぎにバーを出て帰宅した。

 翌日、修二は凛子の店に行った。
「昨日は余程酔ってたみたいね」
「ああ、ご機嫌さんだったよ」
「待ってたのに」
「あんな遅い時間に、どこで飲んでたんだよ」
「グリーンバックて言ったじゃない。それに電話したのは9時頃よ」
「お生憎様、俺はグリーンバックで飲んでたんだよ。それも12時は回っていたぜ」
「嘘おっしゃい」
「嘘なんか言ってないよ」
「じゃあ、ほら、履歴見てよ」

 凛子は自分のスマホを差し出した。
 21時12分に修二宛ての送信履歴があった。
 修二も自分のスマホの履歴を確認する。
 凛子からの着信はあった。しかし、着信時刻は0時12分になっていた。

「私は9時過ぎに行って、すぐあなたに電話したわ」
「俺は12時過ぎに行って、すぐにお前の電話を受けたぜ。ほら見てみなよ」
 修二はスマホを凛子に見せた。
 どういうことだ。どちらかのスマホの時刻表示が狂っているのか。
 確認したが、どちらのスマホの時刻表示も正常だ。

「おかしいわね。マスターに聞いてみるわ」 
 凛子はグリーンバックのマスターに電話した。
「…私、昨日行ったわよね…修ちゃんも行ったの?…ええ、そう…」
 電話を終えた凛子は怪訝な顔をしている。
「確かに私は9時頃、あなたは12時頃来て、私は電話して、あなたには電話がかかって来たって。電話の内容もほぼ私たちの会話の通り…」
「おかしなこともあるもんだな…」



 
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1966年6月29日

2015年04月11日 18時06分43秒 | 徒然(つれづれ)
 1966年、私は小学6年だった。世の中の好景気は、東京オリンピックが終わった後も続き、数年後に迫った大阪万博景気へとシフトしていた。
 戦後の日本が一番輝いていた時代だ。

 最高学年で、怖いものなしの私は我が世の春を謳歌していた。
 勉強もそこそこに、放課後は草野球に明け暮れ、テレビにかじりつき、漫画を読みまくり、野山を駆け回っていた。
 
 歌謡曲を中心とした音楽番組に興味を持ったり、エレキの若大将、加山雄三に憧れEPレコードを初めて買ったり、友達の家の月刊平凡や明星を愛読するするようになったのもその頃だ。
 青年団のお兄ちゃん達がエレキバンドを組んで、公民館で練習していたベンチャーズの曲がかっこよかったのを覚えている。
 子供心に、私もいつかはエレキギターをマスターして、バンドを組もうと思ったものだ。

 夏休みまでに3週間というある日、夕食時に見ていたテレビのニュースで、日航機のタラップ上で、カメラに向かって手を振る法被姿の外人4人組を写していたのをおぼろげに覚えている。
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辛そうで辛くない少し辛いラー油

2015年04月11日 11時24分05秒 | 徒然(つれづれ)
 桃屋の「辛そうで辛くない少し 辛いラー油」、いわゆる食べるラー油を遅ればせながら食した。
 スピンオフというか、類似品もたくさん出てるが、まずはオリジナルということで、桃屋にした。

 なたね油に唐辛子、フライドガーリック、フライドオニオンなどが入って、ほんのり塩味が効いて確かに美味だ。
 ご飯ともベストマリアージュだ。
 身体には悪そうだけどね。

 なたね油をオリーブオイルにして、食塩をアンチョビにしたら、もっと軽くて旨くなるのになあ。
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土の味のレモンジーナ

2015年04月11日 10時49分31秒 | 徒然(つれづれ)
 サントリーの炭酸飲料レモンジーナが、土の味がするとの評判だったので、近所のローソンで買って実際に飲んでみた。
 なるほど、ほのかに土の味というか、埃っぽい後味が残る。
 発売2日で当初計画数に達して、出荷休止になったほどだから、決して不味い訳ではない。
 それどころか癖になる味だ。
 酸いも甘いも知った上での土の味だ。
 メーカー戦略の勝利だね。

 この土の味が流行かどうかわからないが、最近、偶然にも、松屋と松乃家で土の味に出くわした。
 松屋の「豚バラにんにく味噌炒め」と松乃家の「チーズトマトチキンモモかつ」だ。
 どちらも食べてみると、レモンジーナに似た埃っぽい土の味が混じっている。
 しかし不味いことはない。
 普通に、また食べてみようと思わせる。

 普通の味に飽きた客の味覚への挑戦なのか、土に還るというか、自然回帰志向がそのような形で出現したのだろうか。
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