goo blog サービス終了のお知らせ 

★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

宿酔、二日酔い

2021年06月02日 11時56分42秒 | 徒然(つれづれ)
 朝、鈍い日が照ってて
  風がある。
 千の天使が
  バスケットボールする。

 私は目をつむる、
  かなしい酔いだ。
 もう不用になったストーヴが
  白っぽく銹びている。

 朝、鈍い日が照ってて
  風がある。
 千の天使が
  バスケットボールする。

 ・・・中原中也「宿酔」 

 昨夜、阪神タイガースの負けゲームをテレビ観戦しながら、缶ビールを6本空けてしまった。
 久しぶりの鯨飲でいつの間にか寝てしまい、気がついたら朝だった。

 深酒のあとの夢は普段と違い、確かな記憶はないが、気分の悪い夢だ。
 ちゃんと布団を敷いて寝ていたので、寝る前まではしっかりしていたようだ。

 気分は中也の宿酔だ。
 身体の節々が痛い。
 
 なんとか起き上がり日課のストレッチをやり、渋る身体に鞭打ち、朝のウォーキングに出かけた。
 二日酔いには、安静よりも発汗が必要だ。
 帰宅した頃には二日酔いも治まっていた。
                                                                                                                                                                 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする