★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

月曜から夜ふかし

2021年06月10日 13時28分48秒 | 徒然(つれづれ)
 日テレの月曜深夜の「月曜から夜ふかし」を観るともなしに観ている。
 村上信五とマツコ・デラックスが、巷のどうでもいい些事や少数意見を面白おかしく取り上げている。

 街頭インタビューがメインで、インタビューされる人間は、マイノリティ、変人、下層階級がメインだが、そのキャラはどれも個性的だ。
 視聴者に優越感を持たせる意図も散見されるが、それらの人間の意見は、情報番組やワイドショーのコメンテイターの意見より、ある意味核心を突いていたり、本当の意味での「別の地平」からのものの見方を示唆したりする。

 MCのふたりも、そんな意見に深く突っ込んだり、切り捨てるわけでもなく、ちょうどいい程度にコメントする。
 アウトサイダーのマツコと転がし上手の村上のキャラが絶妙に融合している。
 その緩さ加減が妙にしっくりくるのだ。

 街頭インタビューが縁で、番組の準キャスト化された一般人も何人かいる。
 どれも変人ばかりだが奇妙な親近感に溢れている。

 地味だが、おもろうて、やがて悲しきを実感させる番組だ。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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